模型作りが趣味の電気屋のおじさんが作った「封●の杖」。
個人的な趣味の範囲で、版権元の許可を取らずに作ったものなので、已む無く「ぼかし」を入れました。
決して、いやらしいモノがついているわけではありません。
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1999年8月3日(火)
中学受験を控えている ゆうちゃん(※品川結希)が、魔法少女になれる最後のチャンスかもしれない夏。
従兄の男の子が、オタクの友人に頼み込んで譲り受けた世界に1つしかないであろう特別な杖。
原作の連載が始まったばかりの頃。
まだアニメ化もグッズの販売もなされていなかった頃に、まだ幼かった娘(※主人公にとっては友人の姉)にせがまれた おじさんが、ホームセンターで購入した材料で丁寧に作り上げたものであった。
友人にとっても家族との思い出が詰まった杖であったが、ゆうちゃん の事情を聞いたご一家は、涙を流しながら譲ってくれた。
その後、友人の姉がビデオカメラを持ってきて「撮影会」が始まりました。
「ほんと、さく●ちゃん が そのまま出てきたみたい!」
お姉ちゃんは、鼻息を荒くしながらカメラを回し続ける。
「さく●ちゃん! ここでジャンプですわ~!(※物真似)」
「はにゃーん!」
今まで、親の期待に応えるべく、とにかく聞き分けのよい「良い子」でなければならなかった ゆうちゃん だったが、10歳の誕生日は、その後の人生に多大な影響を与え……。
2024-02-01 05:20:26 +0000