オリジナルキャラクター ギーラファル

RAIMEI

今回は、今書いているオリジナル漫画に登場しないけど、一悪役としてストーリーに深くかかわるキャラクターを描いてみました。
金属の仮面と鋼鉄の冠を被った謎の男【ギーラファル】。この男は、200年前に存在した指導者のひとり。
ギーラファルは300年前にデルビス国を含めた地を支配した魔王の崇拝者。武術、魔術にたけた天才でもある。

200年前のデルビスをクーデターにより旧指導者達を殺害し権力を掌握した。このときデルビスの最上級兵士マググレートを含むデルビス正当派と戦いを繰り広げていた。
ギーラファルは、言葉巧みにデルビス国民を騙し隣国オベロンへ侵攻をしようとした。
その際ギーラファルは、隣国オベロンに侵入をし、当時のオベロンのトップクラス兵器メーカー「Zwallow社」の兵器を強奪しマグレートらが率いる反乱軍を鎮圧しようとした。

 当時この作品に登場するエネルギー生命工学の権威パルケウス博士は、デルビスとオベロンの国境沿いの都市「ウイロー」に住んでおり大学で多くの研究者とともに次世代エネルギーの開発を研究をしていた。この時健在であったZwallow社の社長と副社長のパッキンらは、彼のもとを訪れオベロン防衛兵器の新エンジンの共同開発の交渉をしていた。パルケウス博士は兵器へのエネルギー活用への転用には倫理的に問題があるとし、渋っていた。
ところで、この街にはZwallow社の兵器工場があり人型防衛兵器を生産していた。
しかし、デルビスのギーラファルは突如この工場を手中に入れるため侵攻を開始、ギーラファルは「ウイロー」を侵攻し街を破壊しつくした。
 パルケウス博士がいた大学の研究所もデルビスの襲撃を受け多くの同僚や生徒が犠牲になった。そのさい、ギーラファルは、新エネルギーが自分に有利に働くと確信しパルケウス博士を拘束した。ギーラファルは博士にエネルギー技術の機密情報の提供を要求したが、仲間が犠牲になったのをみたパルケウスは仲間達の形見である研究資料及びエネルギー制御装置の提供を断固拒否をした。
 これを面白く思わないギーラファルは、パルケウス博士を顔が変形するほどの肉体的精神的に追い詰める拷問したが博士は屈しなかった。
それどころか、デルビスに対する憎悪が増していった。
 これに業を煮やしたギーラファルは彼の妻と娘を人質としてとらえ、家族の命と引き換えに無理やり協力させるという強硬手段に出た。
 その時、Zwallow社の社長とパッキンらは、オベロン兵とともギーラファルらを強襲しパルケウス博士を救出したが、その際ギーラファルは、デルビス兵に命令をしパルケウス博士の妻子を拉致し強奪した兵器とともに輸送機を用いてオベロンからの脱出を試みた。しかし、運が悪いことに、オベロン製の最新兵器とパルケウス博士の妻子を収容した輸送機は、オベロン製の兵器の使用を防ぐためにマグレート率いるデルビス正統軍により撃墜され消息不明となった。
このとき、Zwallow社のパッキンの息子がデルビスの兵士と戦い犠牲になった。
この事件をきっかけに、パルケウス博士は命を救ったZwallowに恩を報いるため、そしてデルビスに正義の鉄槌を下すためパッキンとともに対デルビス用兵器開発にとりくんだ。
 その成果として、巨大兵器「ゴルドンベグザ」、自主活動型生命エネルギー「バトルメア」が開発された。

当のギーラファルは、200年前にマリエラとデルビス正統軍とともに成敗された。

#fantasy#original work#オベロンズガーディアンズ

2024-01-31 17:56:16 +0000