トレス元→丸湯丸様「雪風がお届け改二」https://www.youtube.com/watch?v=NCKVL0TIsXc 深海鶴棲姫&瑞鶴
元絵は登場時二人は顔を背けていて、フェードアウト直前で投稿物のように歩み寄るイラストに変化するから非常にエモいです。来月末のイベント、マリアナ関連が予測されてるんだけど…。大規模確定やん。
【どう家完結】
どう家完結お疲れ様でした!私にとっては最っ高の戦国大河でした!世間ではJなり松潤叩きの槍玉に上げられて、「視聴率ワースト2位!!」や「NH◯の誤算」等々どう家下げ記事が乱立していたけど、視聴率に関してはテレビ以外の娯楽が豊富になってきた今、かつての視聴率と同基準で判断するのがおかしいんだよなあと。録画視聴やNH◯プラスでは過去最高視聴回数で、つべでのどう家コンテンツの再生数も高水準らしいのにそれを取り上げないし。ヤフー等のネガ記事でもそのコメ欄では肯定的なコメ多かったし。私は三成推しだからこれまで家康の好感度はマイナスだったけど、この大河を見てゼロ~微プラスまで上がったから、かなり満足している。松潤がイケメン過ぎるんだよなあー。晩年家康の外見がすごく好みだしかっこよかった。特殊メイクもすごくて、最終回では顔だけでなく首や手もシワシワになっていて、老けメイクにNG出す役者もいるのに受け入れていて、ちゃんと役に向き合っていてくれて好感度上がりました。演技も、若い頃は落ち着きがないし頼りない感じに演じていたけど、晩年は腹を決めたというか、貫禄ある落ち着いた演技になって、優しさだけでは乱世は生き残れない感じが表現されていてよかったと思います。あと家三の関係性が険悪になりかけている時に三成を諌める声かけで「治部…」と、本当はこんなこと言いたくないんだけど風な言い方がなんか好きだった。忠勝役の山田裕貴も素顔は中性的なのに、武人メイクを施したら渋いイケメンになるのがすごかったです。ヒールな秀吉もよかったです。秀三の可能性カッコカリ。秀吉も人たらしと言われているけど、敵対者や邪魔になった者には容赦しないところがあるし。
初っ端のナレーションで「神の君」発言があり、何だ今年の大河は家康上げ三成下げ大河なのか?と不快感マシマシだったけど、実はそれは全編通してナレーション役の春日局が家光に、家康は絶対神で間違ったことなどないと語り聞かせをして「神の君」という呼称を繰り返し使用していたからという演出というか伏線が見事でした。そして総集編では全編圧縮のためそのシーンがカットされ、ナレーションも女大鼠役の松本まりかさんに変わって、呼称も「神の君」→「家康」に変化したのも二段構えの演出で感嘆としました。女大鼠は服部党の一員として家康の近くで等身大の家康を見てきたからこそ、家康は神の君なんかじゃなくて普通の人と変わりない人間なんだと知っている。だから呼称も家康に変化したと。エモかったです。家光も家康は神じゃなくて弱いところや欠点のある人間であることを直感的に見抜き、史実の兎図とも重ねた締めに持って行っているのが見事でした。
あと、最終回での鯉のくだり、あれも伏線回収になっているというか。於愛の方とのラストシーンで「瀬名様と信康様のお話、聞かせてくださいませ」と言ったら家康は「あれはな、ははっ、鯉が、鯉がな」と鯉という単語を連呼していて、視聴時は「鯉が何ー!?」と思ったものだったけど、なるほどなあー、ここで回収してきますかと。瀬名信康存命時で家臣団たちと笑顔で和気あいあいとした出来事を思い出し、瀬名と信康の幻に見守られながらの天寿全うな締めで本当に最高でした。
瀬名の描き方に関しては、有村架純や松潤を悪女やイメージダウンさせる印象を付けるわけにはいかないからああいうシナリオにしたんだろうなあと。思ったんだけどこの日曜20時枠、大河ドラマにしなくても大河ファンダジーでもいいんじゃないかと。その方が史実と異なって続きがどうなるかわからないから、内容が気になる人が増えて視聴率も上がったりしないだろうかと。要は西軍勝利if作品を…!ということです。それか関ヶ原回避で三成生存で政権の中枢にいて革新的な政策を次々に打ち出して日本を富ませてから天寿全うするルートとか。
【今村翔吾氏「戦国武将伝 西日本編」】
23年12月に出た上記の本に三成と清正の項目あり。今村翔吾氏はなんとなく三成贔屓な気がするので少しワクワクしながら読んでみました。氏は既存の数字の入った固有名詞の数をいじって目を引くことをよくされてますよね。三成の章のタイトルも「四杯目の茶」で、ん?三献茶でない?と興味をそそるタイトルを付けられていますし。読んでみたところ、三成愛されかなーと(個人の感想です)。
で、清正のほうがものすごかった。子飼い時代を思い出しているくだりあり。正則が秀吉が大事にしている木に登って枝を折ってしまって正則真っ青、子飼い全員が「これは処断ものだわ…」と思っている中、三成が一計を案じて処断を回避したことを思い出しているけど、そのラストで「その時の三成の澄ました顔を思い出して思わず頬が緩んだ」と。ん?んん?その出来事一連を思い出して頬が緩んだのではなく、三成の澄ました顔を思い出して頬が緩んだと?清三!?ありがとうございます!!その出来事のシーンは事実のみを淡々と書いていて、正則だってこの世の終わりかの如く焦燥狼狽していたのにその描写だけで、清正の感想や反応の記載はなかったのに三成の描写の後にはこれですよ。一般小説でのカプ匂わせ描写には非常に気分が高揚しますね!
【突貫彦根旅】
12月頭に唐突に時間が空いたので、何の気無しにホテルサンルート彦根の石田三成ルームの予約状況を見たらその期間空室だったので突発的に行ってきました。夏にその部屋があることを知り、泊まれればと思ったけど期間外&すでに予約済みで泊まれず、機会があればと思っていたところチャンスが巡ってきたのでこれは行くしかないと。申し込みした翌々日が宿泊日だったから久しぶりに強行軍しました。陣幕やら篝火やら家紋ルームライトやら番笠やら、着られる陣羽織もあって至る所に家紋があって最高にテンションがあがりました。お土産付きでホクホクだったけど…ほとんど前回ひこにゃんルームに泊まったときに買って持ってるものだったけどな!
近いうちに彦根や関ヶ原方面に行きたいと思ったのは夏に買いそびれた今年こそ西軍勝利Tシャツを買いたかったからで、関ヶ原古戦場博物館にも行ったけど、売ってなかった…。この商品が発売開始されたのが2021年位なので夏に残ってたのが奇跡だったみたいであり…。夏に買えばよかった!!!でも夏に他の三成系Tシャツ買いまくったから躊躇してしまったんや…。jibumitunari様、お願いですから再販or似たようなグッズ出してくださいませ…。オンライン販売もしていただけると幸いです。あと、彦根城近くの土産物店で夏に買うかどうか迷った「徳川四天王が乗っています」ステッカーも売り切れてた。鬱。
今年は暖冬だったのでちょうど見事な紅葉でもあり、佐和山山頂も一面の紅世界で非常に美しかったです。地面に落ちた紅葉の絨毯、木々に覆われて前後左右も紅、見事でした。
2024-01-30 18:03:56 +0000