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聖剣の目隠し乙女全知全能の至高神オーディンの血を引くヴォルスング一族の末裔。
父ジークムント王もまた、一族で傑出した能力容貌を持ち、毒を受け付けず、オーディンが授けた【勝利の剣】を唯一引き抜く力を持ち、運命の女神ノルン達からは傷を負わない加護を得る。
シグムント王が戦死した後、鍛冶師レギンに養育される。
類稀な武勇と教養・身体能力を身に着けたシグルドはネーデルラント王子の身分に相応しい財を得る様に、養父レギンに唆される。
悪竜ファヴニールを倒す為に用意された剣はシグルドの怪力に耐えきれず砕けてしまう。
【勝利の剣】の破片を鍛え直した【名剣グラム】を得たシグルドは試し打ちの剣諸共、金床の底まで両断する。
ファヴニールを斃し心臓の脂を口にしたシグルドは余人を超えた賢さと動物と会話する能力を得る。
鳥の会話からレギンがシグルドを騙し討ちに殺害して財宝を独占しようとしている事実を知る。
レギンを返り討ちにしたシグルドは愛馬グラニに【アンドヴァリの黄金の指輪】を始めとする財宝を積み、炎の館で眠るヴァルキュリア【ブリュンヒルド】を救い恋に落ちる。
叙事詩【ニーベルンゲンの歌】においては、名をジークフリートに改めリメイク。
ファヴニールの返り血を浴びた事で、背中の一点を除いて傷付かない無敵の身体を得る。
【古エッダ】【ヴォルスンガ・サガ】等、作品毎に設定や人物の役割が異なる。
いずれの作品においても指輪の呪いで財宝に目が眩んだ者達の謀略により、記憶を改竄され悲恋・悲運の最期を辿る。
2024-01-27 08:15:39 +0000