12月21日放送、『ウルトラマンタロウ』第38話「ウルトラのクリスマスツリー」より、エフェクト宇宙人ミラクル星人、緑色宇宙人テロリスト星人を描きました。
本エピソードは、第37話に続いて2台星人が登場、今回も善玉・悪玉に分かれています。
善玉は。エフェクト宇宙人ミラクル星人。
地球に似て、文かなどの点では少し遅れているというミラクル星から,学習のために来訪していた友好的な宇宙人。
タロウとトータス親子の戦いに巻き込まれて良心を無くした孤独な少女ひとみに寄り添い、父親が割となって彼女の支えとなりました。
地球を去る時は、彼女が再び孤独に陥らぬようにと、見たいものが何でも見える魔法のビー玉を授けて去っていきました。
しかし、星に帰還した後、侵略のために地球の資料を狙って襲来したテロリスト星人に殺されてしまっいましたが、ビー玉は瞳の手を経てタロウの危機を救うことになります。
そして悪玉がその緑色星人テロリスト星人。
宇宙の嫌われ者(前回のメドウーサ星人もそうでした)。自種族の好物であるガス資源も豊富な地球に目を付けて襲来した、好戦的で凶悪な宇宙人です。
指先から銃撃し、手にした大刀で切りかかる戦法を得意としています。
戦闘によるガスタンクの爆発を危惧するタロウを傷めつけ、大刀で傷を負わせましたが、ピンチのタロウを見たさおりによってビー玉をぶつけられて凍結。
空中へと放り投げられた後タロウのハンドビームで爆散。そのまま、ホワイトクリスマスを彩る雪と化しました。
クリスマスが近い時期に放送された話であり、サンタクロースらしい意匠のミラクル星人や、反対にキリスト教圏の敵だったイスラムの兵士を彷彿とさせるテロリスト星人という対立の構図、戦闘後に東京タワーをクリスマスツリーに変えて去っていくとんでもないですがちょっぴりロマンチックなタロウと、演出にも怪獣デザインにもクリスマスらしさが詰め込まれていて、心も温まる魅力的な回となっています。
2024-01-05 00:46:32 +0000