【神果て】アクイラ【第2期】

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企画元様:オラクルリースの果てより【illust/111876852
1/01 主催様承認済。ありがとうございます。

名前:アクイラ・フィクシス
所属:山岳
158cm/18歳/女
加護:方向音痴
種族:イボン(鳥骨)【illust/113460079】 / フランフラン【illust/113199307

◆前期
父:ドラド【illust/113460079】/所属:町跡
 「かあさんがいないとマジでめちゃくちゃテキトーなんだから!おかげでわたしは強くなったけど…」
母:ヤビさん【illust/113199307】/所属:森林
 「夜花から生まれる少女って神秘的で綺麗であこがれちゃうな~!わたしも宙を浮いてみたかったな~」

◆素敵なご縁をいただきました。
イチイさん【illust/115025752】/所属:平野

山岳地帯はとても、寒い。
それはここ数日でよくわかっていたし、迷子になるのはもはや生まれ持った宿命なのでサバイバルには自信があった。
けれど、行きたいところがある。
両親から聞いた感謝祭の話はわたしにはずっとあこがれだったわけで。
だから、ずっとここにいるわけにはいかないのに。
行けども行けども代り映えのない山の景色では楽観的なわたしでも心が少し折れそうになったそんな夜のこと。
そのひとは夜闇から溶け出したように現れた。
明るい声にびくりとそちらを振り向けば、彼?それとも彼女、は-そのひとは朗らかな雰囲気で。
わたしは安堵とともになんだかまぶしいものを見たようなそんな気持ちになった。
でもそれは、話に聞く真昼の光のようなものではなくて、優しい月のような、そんなまぶしさだったとおもう。

運び屋をしているというイチイに感謝祭までわたしを「運んで」ほしいとお願いした。
イチイは二つ返事で引き受けてくれた。
道案内についていきながら、わたしは心が浮き立っていた。
イチイと話すのは楽しいし、それに彼はとても身軽で。
わたしの狩りにも気楽についてきてくれるし、険しい山岳も飛ぶように道を行く。
暗い夜の道さえ見えているみたい。
迷いのない足取りも、悩みのない言葉もわたしを導いてくれるよう。
イチイと一緒に歩く夜の旅はすごく楽しくて…。
わたしは今まで自分がひとりだったのだと、気付いてしまった。

たどり着いた感謝祭で、あなたと過ごす時間はとても楽しくて、でもそれだけあっという間に短くて。
わたしはずっとあなたといたいと思ってしまったんだ。
これはきっと恋、なのだと思う。
だったら迷っている暇は、ない。
イチイから聞いた言葉を心の中で繰り返して。
また会える、なんてこと、迷子のわたしには絶対にありえないから。
イチイとつないだ手を離したくないとそう思っちゃった。

「山で迷子になってた時、夜にはぐれた時も、見つけてくれて嬉しかった。」
「…ここでお別れしたら二度と会えないかもしれないから、アナタのことがすきなの…」
「…だから、わたしとこれからも、一緒にいてくれない?」

※キャプ編随時

◾️申請について
申請いただけた場合は3日以内に返信いたします。
キャラ相性重視で、性別・所属等特に条件ございません。良きご縁を賜われましたら嬉しいです。


よろしくおねがいします。
不備ございましたらご連絡ください。

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2024-01-01 06:47:07 +0000