流星雨とピルグリム【illust/106241074】最終期時間軸の駐留者キャラクターとなります。
Ⱄ草片 - 花の世界
関係組織:望海郷【novel/19846438】
ツガイ(自称):【illust/114584009】
「やめて、やめてよ、痛いよ、どうして……」
「ちゃんときみの群れのこと大事にしてたでしょう?なんでそんなに怒ってるの?」
「人魚たちだってみんなぼくらのこと認めてくれてるのに!ねえ!」
望海郷周辺の森を縄張りとしている精霊。菌糸類に近い性質を持ち、動植物の死骸を分解して得た栄養分を張り巡らせた根の範囲に分配することができる。縄張りの土地と共生し恵みを齎すことから、はるか昔にこの森に存在していた人間たちの集落からは精霊信仰の対象とされていた。
望海郷の成立以後は身体に合わない陸の生活により第六感の類を損なった人魚たちに認識されないことを悲しく思いながらも、彼らの生活を「ツガイ」の魂とともにひっそりと見守り、恵み豊かな森を維持し続けていた。
2023-12-26 14:14:53 +0000