――リピッシュLi-655 "ドライエキガコメート"。
紅海上空3万8000ft付近。大日本帝国海軍所属の景雲改による撮影――
日独が第二次世界大戦で勝利した世界線の『リピッシュ Li-P13a』です。
忠実では1944年、ドイツのリピッシュ博士によって開発され、結局大戦終了に間に合わなかった、悲しい機体です。当時としては最新鋭のデルタ翼機で、ラムジェットエンジンと、加速用のロケットエンジンを搭載。最高速はなんと"1650km/h(890kn、マッハ1.34)"で、機体は理論上、3185km/h(1719kn、マッハ2.6)となっても安定性を持てる設計とされています。運動性もよく、武装は30mm機関砲を二門搭載しており火力も十分。燃料はなんと"石炭"なので、石油不足の大戦末期でも飛ぶことが出来ます。
この世界では対高高度迎撃機としてドイツ国防軍空軍が配備しており、日本からはドイツ国防軍空軍主力戦闘機として警戒されています。…実際には違いますが。
この機体は1944年に開発された機体で、この世界の大ドイツ国では旧式と扱われています。
余談ですが、私が絵を書く時に使っている"アイビスペイント"ってボカシまで付けられるんです。こりゃ凄いですよ。
2023-12-25 23:45:03 +0000