女学園への目隠し登校

聖剣の目隠し乙女
Preview Images1/592/593/594/595/596/597/598/599/5910/5911/5912/5913/5914/5915/5916/5917/5918/5919/5920/5921/5922/5923/5924/5925/5926/5927/5928/5929/5930/5931/5932/5933/5934/5935/5936/5937/5938/5939/5940/5941/5942/5943/5944/5945/5946/5947/5948/5949/5950/5951/5952/5953/5954/5955/5956/5957/5958/5959/59

ソフィアは盲目の聖女様の偉業に憧れて、目隠し女学園に入学しました。
でも、目隠ししたままの生活は慣れない事ばかりでちっとも成長が実感できません。
部屋から出たら、歩数を数えて出来るだけ歩幅を一定に…。
壁を探る手には一定間隔置きに位置や距離、方向を知らせる文字のプレートが取り付けられています。
でもまだソフィアには指の感覚では文字を読めません。
耳を澄ますと仲良しの女の子同士の挨拶やおしゃべりが聞こえてきます。
やがて床の材質が明らかに変わり、階段が近い事が分かりました。
足元が見えない階段に足を踏み下ろすの、怖いです…。
「ごきげんよう、ソフィー。落ち着いてゆっくり下りれば怖くないわよ
それとも、一緒に降りましょうか?」
優しく穏やかな上級生の方の声がかかりました。このお声は確か…。
『あの、えっと…エリス、様?』
「フフッ、正解♪ようやく声を覚えてもらえてお姉さん、嬉しいわ♪
私の腕に摑まって、一緒に降りましょ。
初めのうちは階段の下りを怖がる娘が多いから、恥ずかしがることないわよ」

エリス様のお陰で、安心して一階に辿り着く事が出来ました。
『エリス様は何故、前にいるのが私だと分かったのですか?』
「ソフィーのシャンプーは輸入品で他の娘と違う香りがするからすぐ分かるのよ。
それに、ゆっくりとした気配で下級生がいる事にも気が付いていたしね。
私達みたいな上級生になると足音や匂いで相手が誰か分かる様になるのよ♪」
お姉様方は凄いです…‼
『あの、エリス様はどうして見えない生活が大変な目隠し女学園を選ばれたのですか?
やはり盲目の聖女様に強い憧れを抱いたから?』
「面白そうだったからよ♪」
『え?』
「面白そうだったから♫
一日中ずっと、毎日目隠ししたまま生活するなんて普通じゃ考えられないでしょ?
普通の暮らしでは体験できない経験と挑戦の数々。
何より、見えないとこうして触ったり抱いたり嗅いだり撫でたりして確かめられるでしょ~💕💕」
急に抱きすくめられたかと思うと、うなじに顔を埋めて腰と太ももを撫でて来ました…‼
『キャッ⁉エリス様?あ、あの…ひゃん💦』
「こ~ら!エリス!いたいけな下級生に不埒な事しない!」
凛とした声がして、エリス様の身体が引き離されました。
「大丈夫だった?ソフィアちゃん。この色情娘には後でキツ~く言っておくから」
「あぁん、もう。せっかく良いところだったのに。相変わらず穂乃香は乱暴ね」
「誰のせいで実力行使に及んだと思っているの?
さ、ソフィアちゃん、穂乃香お姉さんが一緒に行くから、もう安心だよ」
お二人の賑やかな声が先導してくれるので、登校の道程がとても軽やかに進めます♪
それにしても談笑しながら歩いていく上級生のお姉様は白杖も使わず、迷いなく角を曲がって歩かれていて凄いです。
道なりに植わっている多年改良された草花の香りが途中の目印になると教わっていますが、まだまだソフィアは床のブロックと音声案内が頼りです。
「ほら、ソフィアちゃん。この階段に差し掛かると梔子の良い香りがするでしょう?」
ソフィアは未熟ですが、素敵なお姉様方や、友達との出会いがこの困難な日常に挑む勇気をくれるのでした。

AI-Generated #目隠し美少女#yuri#お嬢様学園#清楚な黒髪#金髪ロングヘア#silver twintails#制服・ブレザー・セーラー服#blindfold#蒙住眼睛#eye mask

2023-12-22 12:01:18 +0000