ゾディアック級十一番艦で水瓶座サダルスウドとして建造されていたが建造中に大戦が勃発。
すでに就役している戦闘艦艇の整備と修理に造船所は労力を割かれ、建造ドックを空けるために完成度60%の時点でドックから引き出されて放棄されてい
た。
さらにスレイター奪回作戦の失敗で損失・損傷艦艇が山ほど出てしまいそちらの対応に造船所も手一杯となり、上層部より建造中止が通達される。
解体も手間がかかり面倒なため半ばスクラップとしてどっかの民間企業に売却された。
その後、買い取り先の民間企業で建造を続けられていたらしく、現在は給料泥棒で高名なイデア連合第4649小隊の母艦として行動している。
建造再開にあたり、大幅な武装・防御兵装の見直しや特殊機構の追加を行ったため作業工程が大幅に増えており、徹底的なブロック構造採用による建造時間
短縮が計られたものの、自動制御系システムが4割ほど未完成のまま実戦配備という無茶をしている。
本来なら致命的なのだが、人海戦術によるマニュアル制御というこれまた無茶な方法で克服している。
例を挙げるなら、航路管制はイルカが担当、エスパーや魔法使いが補助レーダーの役目を負っている。
連合側の初期計画では武装の貧弱な電子戦闘艦である蟹座をフォローする重防御の機動砲台というコンセプトであった。
武装はプロトンキャノン、荷電粒子砲、対艦ミサイル、対空ミサイル、ホーミングレーザー、空間爆雷等を搭載し、通常の防御フィールド発生器の他、鏡面
反射システムやレイヤーシールド等非常に充実しており可能な限り搭載されている。
盾としての機能を保管するため各種空間ソナーも戦艦ながら多数装備している。
なお、両級はその関係上合体機能があり必要に応じて合体できる。
名前は改名されており、そのデザインからどっかの町工場が建造に関与しているのはバレバレである。
2010-06-20 13:32:16 +0000