古来より、女性は見えざるものを視、聞こえざるものを聴くと言われる。
古より神聖とされる女性達は触れざる魔を祓う巫女として、人の世に災いを為す物と戦い続けてきた。
巫女である女性は神々と交信し、見えざる魔を感じ取る為に目隠しをして精神と感覚を高め、魔を討つ。
魔を祓う際に使われる祭具は錫杖を始め、護符、打ち刀、破魔矢、薙刀等、様々な形状がある。
しかし、神職である巫女達は原則的に刃物を扱わない為、武装はあくまで形状を模した物となる。
携帯に便利な為、使用頻度が高い御神刀は実際の刀より薄く軽量で、強度は脆い。
しかし、深い修練により高められた巫女の法力により、触れ得ざる魔を祓う強力な武器となる。
神々の眷属である狐の化身と交わり、獣の妖力を宿す巫女も一部存在する。
2023-12-03 09:44:10 +0000