聖剣の目隠し乙女「美雪～、右だよ右右～」 「由香里もっと左！」 「頼子、良いよ。そのまま真っ直ぐ！って左に逸れてる！！」
「え~っ？真っ直ぐ進んでるよぉ」 「ねえ、どっちぃ？ちゃんと教えてよ？」 「キャアッ！（ドタッ）痛た…」
女子校名物【目隠しパン食い競走】開催中です。
50mの徒競走のコースの後半にパンが吊り下げられ、手を使わず口で咥えてゴールを目指します。
目隠しをした女子達は、真っ直ぐ走れない状態で友人達の誘導を頼りにパンがある地点に向かって走ります。
パンが吊り下げられている場所まで来たら、ジャンプして口だけでキャッチします。
「あっ、ほら真由美そこそこ！ジャンプジャンプ！」 「そこって、どこ？ねえ？」
「由香里、右だよ右」 「こら、そこ嘘教えない！由香里もう少し左に寄って…もう少し前、ジャンプ！」
「友里恵、右に行った、やっぱり左、あ、今度は後ろ。違う、逆だよ。あぁ～また反対行ってる」
「ねえ、どっち？全然分かんないよ～」
「ウフフ、こっちから美味しそうな匂いがする…（ジャンプ）やったあ💕💕」
目隠しをした女の子達は感を頼りにパンの近くでジャンプを繰り返しますが、ほとんどは空振りして、そう簡単には食いつけません。
噛みつけなかったパンはぶつかった勢いで左右に揺れ、あるいは大きく回転し、口で捕まえる事は一層困難になります。
「あぁ～！公子そっちじゃない！どんどんコースから外れて行っちゃってるよ！！」
南都架女子校では徒競走の代わりに、全女子参加で毎月行われています。
校内見学される女子の皆様も是非、振るってご参加下さい🎶
物語で稀に見かける【女子目隠しパン食い競走】のパワーワード。
実際に絵として描かれている事が無く、非常に残念に思っています。
予想通り、AIでは「上から吊り下げられているパン」を再現できませんでした。
そもそも、【徒競走】すらまともに出来た試しがありません。orz
2023-11-25 09:40:40 +0000