心眼を極めるエルフの女剣士

聖剣の目隠し乙女

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無限ともいわれる長寿を誇るエルフは、長きに渡る歳月の中で研鑽を積み、より深く技能に習熟していく。
中でもエルフの女剣士は目隠しを身に付け、心眼を極めて戦う者が多い。
男性エルフは攻撃系統の魔力と瞬発力に優れる特性を持つ。
エルフの女性は自然や生命の精霊との相性が良い反面で、決め手に欠ける傾向がある。
その為エルフ女性は感覚に秀でた種族特性を活かし、技能を磨いて昇華させる。
死角からの不意打ちが致命的になる冒険者にとって、索敵の重要性は極めて大きい。
また、自然の摂理から外れた魔物は外見から急所を判断し難い物が多い。
しかし、聴覚や心眼を鍛え抜いた者は意外な箇所に秘された急所を的確に見抜いて攻撃する事が出来る。
視覚を閉ざす事は精霊との交感能力を高め、精霊術士たるエルフにとって都合が良い。
古代迷宮の中には、暗視能力や光そのものを打ち消す暗黒で満たされた領域も存在する。
心眼を習得した女性エルフのソードマスターの叙事詩は吟遊詩人によって広められ、現在では女性エルフの戦い方の主流となっている。

2023-11-23 10:12:54 +0000