熱帯や亜熱帯の海洋に生息する大型飛竜種で
ラギアクルスと同じく海洋の生態系の頂点に君臨している
青。白、薄紫色の美しい体色。大きな翼に水かき付きの後ろ足が特徴で
この足により飛竜種でありながら海面や海中を泳ぐことができる。
下顎には10本の触手のような髭「痺髭」(ひひげ)がある。
痺髭はとても柔軟性に優れており、最大10mほど伸ばすことができる。
普段は移動の邪魔になるので縮めて収納している。
この髭は触手のように自在に動かすことができ、餌を探す際は痺髭を忙しく動かし
海底やサンゴの枝の間、そして砂中などを探る動作を行う。
痺髭には味蕾に似た感覚器が並び、潜んでいる小動物を探し当てるのに役立っている。
更に先端には刺胞があり、獲物が触れると体に毒針を突き刺し獲物を麻痺させる。
この毒針は先端に釣り針の様な“かえし”があり、
刺された獲物が暴れても抜けず瀕死の状態になり、捕食される
刺されると強烈に痛み、人間が刺されると非常に危険。死亡事故も相次いでいる。
しかも相手を捕らえて締め付ける様に抱え込んだり
自分と同じくらいの大型モンスターを引き摺ったりと力も非常に強い上
千切れても短期間で再生してしまう、その為戦闘が多少長引いた程度で痺髭が枯渇することはない。
また口からはタマミツネやガノトトスと同じく水ブレスを吐き出してくる。
食性は動物食で、魚類、軟体動物、生息地の関係からエピオスなどの草食種を食べる。
生態系の頂点に君臨しているゆえに天敵はまずいないが、ラギアクルスとは生息地が重なるために
敵対関係にあり、ラギアクルスに獲物を横取りされたり、捕食されたりすることもあるが
襲ってくるラギアクルスを痺髭を使って返り討ちにしたり
ラギアクルスの仕留めた獲物を横取りすることもある
空中から水中の獲物を探し、獲物を発見すると急降下して潜水し捕らえる。
海底にいる獲物は痺髭を使って捕獲する。大きな翼は
見た目通り高い飛行力を誇り、強風の中でもまるで漂うかのように優雅に飛行する
さらに飛行中は波間の気流を捉えてダイナミックソアリングの技術を使うことで
全く羽ばたかずに数千キロの距離を滑空することが可能である
繁殖形態は卵生。集団繁殖地(コロニー)を形成し、コロニー内では
頸部を左右に振って縄張りを主張する。海岸にある断崖や
草原などに枯草や木の枝を組み合わせた皿状の巣を作り
1回に1-2個の卵を産む。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は約43日。
雛は孵化してから85-105日で巣立つ。脚は水かきが付いているので泳ぐのに適しており
リオレウスやセルレギオスと違って物を掴むことには適していない。
代わりに触手として機能する痺髭を使って物を掴み巣に獲物を運ぶという
モチーフ「カツオノエボシ」「アホウドリ」「カツオドリ」「ヒメジ(魚)」(髭で餌を探すところが由来)
名前の由来「スペイン語で「顎鬚」を意味する「barba」「バルバ」と
アホウドリの英語名「アルバトロス」から
2023-11-22 12:29:29 +0000