ハリセンボンちゃん

英語ではporcupinefish(ヤマアラシ魚)と呼ばれているフグの仲間です。鱗が変化してできた針を持っており、水を吸って体を膨らませると同時に針を逆立てることで大型の魚やアシカなどの動物から身を守ります。他のフグ同様に鋭く丈夫な歯を持っており、甲殻類やウニの殻を嚙みちぎることができます。名前はハリセンボンですが、実際の針の数は350本ほどです。

魚っ娘は小心者な女の子。髪の毛と服のとげは普段は触ってもいたくないですが、怒ったときや驚いたときなどは逆立って鋭くなります。どういう仕組みなのかは謎。トラフグちゃんとは友達同士で、トラフグちゃんは彼女をびっくりさせないように気をつけています。

ちなみに、カニの仲間にもハリセンボンの名を持つものがいます。