こちら【illust/111876852】の企画様に参加させていただきます。
開催おめでとうございます。
※承認いただきました(2023/11/7)
(2023/12/10 22:31:次世代についてメッセージさせていただきました。不着等ございましたら、お手数ですがご連絡いただけますと幸いです)
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名前:ルア
所属:平野(ID末尾5)
身長:172cm
年齢:18歳
性別:男
加護:夜目<どんなに暗い場所でも昼間のようによく見通せる>
種族:人間(多分)
前期:--
前期お相手様:--
◇素敵なご縁をいただきました!(2023/11/12)
シズクさん【illust/113028319】
自分に似ている、と思っていた時期があった。ほんの一瞬だけだが。
彼、もしくは彼女は極めて表情が薄く、
成程これは自分と同じタイプの人種であると軽率に淡い親近感を抱いたものである。
…結論からいうと全くそんなことはなかった訳で。
すごく喋る。色んなものに興味を示す。
顔は変わらずで、いつも俺と同じような表情が貼り付いているのに
始終目まぐるしく、それでいて不思議と不快感がないという謎の存在だった。
名前をシズクというらしい。
人間ではないそうだが、俺からみれば何かを追い求めるように行動するその様は
俺よりかははるかに真っ当な人間に見えた。
「人間を知りたいというのなら協力しよう。…特にやりたいこともないしな」
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シズクといると、よく分からない自分が沢山出てきて困る。
些細な口論がきっかけで乱闘騒ぎになりかける。
――手が出る寸前で割って入りシズクを抱えて逃げた。説教をする必要があると強く思った。
人間に対する理解を深めたという。
――嬉しそうな、どことなく誇らし気なその声音に自然と口の端が緩む。
加護を使って他者を助けるその背を見る。
――不幸である人が減るのは喜ばしいことだ。(本当に?)
「お前の力が人を助けることができて、それがお前にとって必要なことだって分かってる」
「…分かってる、はず、なんだが…お前が俺より先に死ぬことを考えるとひどく恐ろしい気持ちになる」
「シズクに加護を使って欲しくないというのは俺の勝手だ。
どうして自分がこんな風に思うのかも分からない。こんなこと今までになかった」
「この先も、色んなものを見て、共有して、前に進むシズクを見ていたい…違う、俺も一緒に生きていきたい。
…なあ、この場合どうするのが一番いいと思う?」
今にして思い返すと、この時恐らく人生で最も情けない顔をしていたのだろう。
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大穴に行かなくなってから大分経って、顔も知らない父の話をした。
いつも同じ言葉ではぐらかす母が、その日は少し違う言葉を口にした。
「昔のアンタによく似た魔物だったよ」
そう言って、母はにやりと笑った。
なら機会があれば、その無表情で無感動な魔物に伝えておいてくれ。
よく似ていたというお前の息子は、唯一の人と自分を手に入れて人間になったってな。
(キャプション随時編集します)
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町跡に近い地域に母親と二人で暮らしている青年。
普段は物資の運搬や、細かい雑用などを請け負って生活している。
頼み事をされれば基本的にできないと判断したこと以外は断らない。
物静かであまり表情が変わらず考えが読みにくいが
喜怒哀楽の凹凸が限りなく平坦なだけで押しの強い相手には流されがち。
生きる上で自分に最低限必要なもの以外にはあまり執着を見せない。
心から大切にできたり強く心を動かされるものがある人生に少し憧れているが
自分には難しいのかもしれないと達観している節がある。
母親からは、父親は大穴から出てきた魔物であると冗談めかして聞かされているがあまり信じてはいない。
…信じてはいないが、気になるものは気になるので、たまに大穴付近で魔物の観察をしていることがある。
尚、深夜に灯りも持たずに大穴付近を徘徊するせいでたまに魔物と間違われて驚かれる模様。
一人称:俺
二人称:お前
その他:名前呼び捨て、目上にはさん付けなど
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《婚姻につきまして》性別、所属等特にこだわりはありません。お相手様に合わせた良い関係を築ければと思います。
メッセージに関しては最長3日内で対応させていただきます。
不備等ございましたら、お手数ですがご連絡いただけますと幸いです。
2023-11-07 13:53:51 +0000