幾度もあなたと歩いた並木道。今年も人知れず色付き、退紅色の花を付ける。私の刻は止まったまま、花弁だけ舞い落ちる。あなたが此処に居たのは幻だったのかな?不意に手のひらをすり抜ける風。ーー大人になって あなたを忘れていく。
2023-11-05 15:19:27 +0000