◆こちら【illust/111876852】の素敵な企画にお邪魔させて頂きます。よろしくお願いします!
(11/19)メッセージ返信致しました。不着の場合はご一報ください。
(11/4)主催様承認済み
◆レフ 男/町跡所属【ユーザーID末尾:9】
"鏡の中の友"と呼ばれる妖精種の1人。町跡中のあらゆる鏡面(鏡、水面、金属面など)に姿を現し、景色を眺めたり近くにいる者と会話したりして過ごしている。
生まれてから様々な場所の景色を見てきたが、どこも似たような荒廃した景色ばかりで飽き飽きしていたところ。最近増えてきた開拓者達の復興作業には興味津々。自分も手伝いたいなどと思うこともあるが、鏡から出られないので話を聞くだけに止まっている。
◆種族:"鏡の中の友"…詳細はp2参照
鏡の中に潜み生きる妖精の一種。『住処』と呼ぶ鏡を一つ持ち、その『持ち主』が望む場合にのみ鏡の外に実体を得る。現在レフは『持ち主』を定めていないため、鏡から出ることはない。
※長々と補足を付けていますが、なんとなくで大丈夫です。
◆加護:望遠
指で目を囲うことで、少し遠くまで見えるようになる。視界が開けていれば、3km先の人の顔が判別できる。散歩中、景色を楽しむ時によく使う。
◆(11/19)素敵なご縁を頂きました!よろしくお願いいたします。
月さん【illust/113032922】
——昨日、厄払いの餅を食べたんだ。おかげで今日は身体が軽い気がするよ!
と、気さくな工事現場のおっちゃんが言っていた。たしか他の人からも、そんな話を聞いた気がする。最近の流行りかな?
食べ物には詳しくないから『モチ』というのはわからないし、鏡の中にいる限り『身体が軽い』という感覚もわからないけど……偶には目に見える景色だけじゃなくて、耳に聞く噂話を追ってみるのも、楽しいかも?
そうして噂の『お餅売り』の女の子を観察することにした。一見ただの若いお嬢さんだと思ったけど、大きな槌のようなもの——後から教えてもらった、杵と呼ぶらしい——を軽々と振り下ろす様にはすごく驚いた。同時にぺったぺったとなる音も不思議な響きで、リズミカルに聞こえてくるのがまた心地よい。この工程を経て出来上がったお餅というのを買い求めるお客さんは結構いて、手に入れた人は皆揃って嬉しそうだった。
そんなお客さん達をありがとうございました!と送り出す彼女は、うーん、やっぱり気立てのいいお嬢さんに見えた。
「わあ!びっくりした。どうかしたのお嬢さん、いつもならお店の片付けをしている頃じゃあ……口が滑った。あはは、噂の職人さんにバレちゃったな。はい、その"視線"の正体です。僕はレフ。不躾なことをして悪かったよ」
ついに待ち伏せされてしまったのだけど、黙ってジロジロ覗いていたのを怒られなくて助かった。おかげで毎日のお喋り相手が増えた。僕が鏡の中を散歩して回っているのを聞いて、いつしか彼女は鏡の前で、お餅とお茶を楽しみながら話をしてくれるようになった。彼女は好奇心旺盛でカラッと元気な、話していて気持ちのいい子だ。
「ちょっと気になってたんだけど、なんで僕といる時にいつもお餅食べてるの?そんなにお腹がすいてる?……空腹じゃなくても?その方が美味しいから?ふーん…?」
僕は食事をとらないから、よくわからない。けど彼女——月がそう言うなら、僕も少し、試してみたい気になった。そうしたら、僕もあの笑顔のお客さん達みたいに、月から幸せを分けてもらえるのかな。
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◆ペアの方に対して、特にNG等ございません。相性の良い方とご縁があれば嬉しいです。もしもお声がけ頂いた場合、即日〜3日以内にはお返事致します。それ以上反応無い場合は、メッセージ不着の可能性があるため、再送頂けると助かります。
◆一部に背景素材をお借りしています。
◆問題等ございましたら、お手数ですがメッセージ等からよろしくお願い致します。
※キャプション随時更新
2023-11-04 11:23:24 +0000