Xに毎日投下中の「楽描き(RAKUGAKI)」5枚です。下書きをせず、最初から万年筆で描いています。
色の雰囲気を考えて今回は5枚です。
1枚目「いつかお前を迎えに来るよ」:水彩紙に描きました。インクはKWZのグレーラックスとゆらめくインクの凍空などを使用しました。濃淡付けにコピックを使っています。逆光の感じを万年筆と滲みだけでは出せず、コピックで塗ってなんとかしました。これはいつか大きい絵で描いてみたいです。
2枚目 「この王は王太后の傀儡」:グラフィーロ紙に描きました。インクはアウロラの黒(ネロ)とダイアミンのグラファイトを使いました。濃淡付けにコピックも使用しています。一枚に人物を複数入れると物語性が出て来て面白いです。アウロラの黒インクは滲むと深緑になります。モンブランのミステリーブラックは紫になるのですが、海外インクの黒は水で滲むといい感じの色が出るものが多い印象です。
3枚目「神聖娼婦」:バビロニアの神殿にいる神聖娼婦(ググってみてください)です。 MDペーパーに描きました。インクはゆらめくインクの宵と寒暁を使いました。濃淡付けにコピックも使用しています。描き終わってからこの絵をよく見たら首元が寂しかったです。ネックレスが欲しかったと思います。体のバランスが悪くて、ちょっと頭が大きかったです。腕を長くしておけば誤魔化せたかもしれません。
4枚目「あんた、きっと後悔するわよ!」:ニーモシネ紙に描きました。インクはゆらめくインクの伊達心とKWZ Inkのグレープラムを使いました。パフスリーブが流行した時代の写真を見て描きたくなった絵です。半身絵なの表情で勝負しました。
5枚目「一見、好青年に見えたのよ」:……つまり中身は真っ黒だったというわけでしょう。クロッキー帳に描きました。インクはダイアミンのダムソンです。この楽描きシリーズも80枚を超えました。これは最初の頃の気軽さに回帰して描きました。ペンを軽く持って、直線的に線を引いて描くと意外と形が狂わないものですね。
2023-10-25 03:32:55 +0000