ほしすけillust/112251252
illust/112566070の続き。
菜々子の部屋のドアがゆっくりと開き、弟のたかおが眠そうな目をこすりながら入ってきた。月明かりに照らされた彼の顔は、驚きと疲れが入り混じっていた。「お姉ちゃん、なんかうるさくて眠られへん…！」彼の小さな声が部屋に響く。
だが、たかおの視線がムカデタイガーの巨体に留まると、その瞳には恐怖が浮かび上がった。その瞬間、たかおくんは小さな通信機を取り出し、少年仮面ライダー隊の本部に緊急連絡を試みる。しかし、その一瞬の隙をついてムカデタイガーが鋭く、俊敏に動き、発信機を容赦なく破壊した。
「お前の通信機など、役に立たない！」ムカデタイガーの低く響く声が部屋を震わせる。彼の巨大な鎌の形をした左手が、弟くんを地面に押し倒す。たかおの小さな体は、その圧倒的な力に押しつぶされそうになりながらも、必死に抵抗しようとする。
「おとうさん！おかあさん！助けて！」たかおくんの絶望的な叫びが、家中に響き渡る。
その声に反応して、廊下の足音が響き始める。急な事態に気づいたお父さんとお母さんが、慌てて菜々子の部屋に駆けつけた。
部屋のドアが勢いよく開き、お父さんとお母さんの目に映るのは、ゲルショッカー戦闘員の姿に変わった菜々子と、涙を流すたかおの姿だった。
「お、おまえは、怪物？！」お父さんの声が部屋に響き渡る。
お母さんは菜々子の変貌に驚愕の表情を浮かべる。
「菜々子に何をした？」お父さんが、ムカデタイガーに問い詰めるように怒鳴る。しかし、ムカデタイガーはそんな様子など気に求めていないようだ。
「お前たちの娘は、たった今ゲルショッカーに忠誠を誓ったのだ！」
ムカデタイガーの低く響く声は部屋中に響き渡り、菜々子の両親の心に恐怖を刻みつけた。
「お前の名前を言ってみろ！」
ムカデタイガーの命令に、菜々子の声が響く。「ギィー！私は少年ゲルショッカーG7750号。ゲルショッカー恐怖スクールの生徒です。」
悲痛な表情を浮かべるお母さん、そして憤怒に燃えるお父さん。
怒りと悲しみ、そして絶望の中でお父さんはムカデタイガーに飛びかかった。その一瞬の勇気は、お母さんを奮起させ、弟のたかおの元へと走る。
しかし、ムカデタイガーの圧倒的な怪力は、彼らの抵抗を容易く打ち破り、お父さんは空中で弾き飛ばされ、壁に叩きつけられる。その衝撃に、彼は意識を失ってしまった。お母さんも彼の隣に倒れ、二人は気を失う。
怯える弟のたかお。
たかおくんはムカデタイガーの恐ろしい目に捉えられた。
「お前もゲルショッカー恐怖スクールに連れて行く。少年ゲルショッカーG7750号、そいつを連れて行くのだ！」
ムカデタイガーは冷たく命令した。
「ギィー！」
菜々子は、感情のない顔で忠実に命令に従い、たかおのを掴みました。
ムカデタイガーは、たかおくんに顔を近づけると、その小さな顎をムカデの鎌で強く掴んだ。
「お前もこの娘と同じ忌々しい少年仮面ライダー隊員だったか。」
その目は、たかおくんを圧倒する。
息もできないほどの恐怖で、たかおくんは瞳を震わせました。
「二度とゲルショッカーに逆らえないように仕置きをしてから、ゆっくりと少年ゲルショッカーB戦闘員にしてやる。いいな？」
ムカデタイガーの声が部屋中に轟音のように響いた。
菜々子の目には、彼女自身が持つはずの人間としての情と温もりがなく、その姿は、ゲルショッカーに完全に洗脳されていた。
ちょっとしたAIの文章をつけてみるとか（汗）
背景とか手前のムカデタイガーとかは再利用ですし。
以下英訳
https://aokoneko555.fanbox.cc/posts/6843557
2023-10-17 00:06:45 +0000