※身内企画
こちらの企画【illust/110442502】に参加させていただきます。
世界は、最初にひとつの花があった。
花から種がおち、種から太陽がうまれた。これをティティル=マウという。
ティティル=マウは種を播き、これらから命が生まれた。
鳥が生まれ、空ができた。
虫が生まれ、大地ができた。
魚が生まれ、水ができた。
ティティル=マウがこれらを照らしていると、花がまたひとつ種をおとした。
種から月が生まれた。これをテテク=カルヴという。
テテク=カルヴも種を播いたが、これらは命を生まなかった。
ひとつは始まりをつくった。
ひとつは終わりをつくった。
始まりと終わりができたので、世界には時間がながれるようになった。
———xxxx族 創世神話より
「文字通り、人あっての"ボク"たちなんだ」
「私は長くあるけど、実は特別な誰かを持ったことがなくてね。いや、"ボク"たちはあまりそういうものを持たないんだよ」
■パライラン=イルワマディー:テテク=カルヴ
年齢:不明
身長:181
性別:男
一人称:私、ボク
二人称:きみ、あなた(客)
所属:復興部隊
ポイント:戦闘:15/復興:5
■種族:パライラン=イルワマディー
語られて在るモノ。人々が語り継いできた物語に対する思いが、自我を持ったものたち。
元になった物語と、それを思う人々にあわせた形をとる。人々が語る内容が変われば、その形も変化していく。
外見も性質も多種多様で、種族としての共通点は「人から忘れられた物語を元にしたモノは消える」ということだけである。
パライラン=イルワマディー同士で子を得ることはできないが、他種との混血は可能。
混血の子どもはパライラン=イルワマディーとしての形を持たず、純血の他種と相違ないことが多い。
都市伝説や怪談などは、正体がパライラン=イルワマディーである場合もある。
■テテク=カルヴ
とある地方に語り継がれる創世神話を元に在るモノ。
生まれては消えていくパライラン=イルワマディーの中で、形を変えつつ長い時を生きている珍しいモノ。
飄々としているが思慮深く、他者に寛容な性格。良くも悪くも感情の揺れが少ない。
語り継いでくれる人に対しては、大変友好的な態度をとる。
時間を作った月神を元に形を持ったからか、時の流れを大切にする。流れには抗わず、身を委ねて変化を楽しんでいた。
同胞たちが、人の営みの中で生まれ消えゆくことは運命としてあるがままに受け入れてきた。
だが、魔王の誕生によって、人の営みから物語が消えつつあることは受け入れられなかった。
名はなかったが、組織に属する際必要になってしまったので創世神話から拝借している。
元となった創世神話はすでに語る民族がいないが、民族が滅びる前にある作家によって創世神話は絵本となり、世界に発信され消滅を免れた。現在の外見はその絵本がもとになっている。
元々、気まぐれに古書店を営んでいたのは本というもの、作家という存在を尊敬しているからだとか。
パライラン=イルワマディーたちの物語を、絶えないようにと集めていたものが、喋々文庫という組織となった。
一人称は、テテク=カルヴという個体のみを指すときに"私"、パライラン=イルワマディーとしてを指すときに"ボク"と使い分けている。
*****素敵なご縁をいただきました
煌めく導:レナートゥスさん【illust/112656878】
編集中…
■喋々文庫(ちょうちょうぶんこ)
テテク=カルヴが店主を務める情報屋。規模は不明だが、連合軍のあちこちに"店員"がいる。
"店員"の多くは魔王誕生によって消滅の危機に瀕しているパライラン=イルワマディー。
喋々文庫に仕事を依頼するための報酬は、「指定された物語を語り、広めること」
活動の一環として、連合軍の基地内に簡易的な図書室を設けている。
■無燦の眼(むさんのまなこ)
太陽の出ていない時間、月明かりの下で交わされた言葉、行いは、たとえ離れていようともテテク=カルヴから逃れられない。
■婚姻・既知関係所属等問わず、素敵なご縁があればと思います。
メッセージをいただけた場合、最大3日のお時間をいただく可能性があります。
メッセージに気づいた時点でタグの編集をいたしますので、1日以上タグの変更がない場合、お手数ですが再送していただければ幸いです。
既知関係は随時募集中です。仕事を依頼したことがある等お気軽にどうぞ。
2023-10-15 15:42:02 +0000