真夜中の刑事?

適当谷損気(喪中)
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10月に入りましたね。本当は9月中にもっといろいろ投稿したかったのですが…それはさておき。
今回のお題は1976年のフランス映画「真夜中の刑事」。原題は「POLICE PYTHON 357」。
原題でピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、主人公(イヴ・モンタン)の愛銃がコルト・パイソン。
ということで、てっきりモンタン氏演じる刑事が悪党相手にパイソンを撃ちまくるアクション映画…と思ってしまいがちですが…メインはそっちではなく、付き合っていた女が殺され、その容疑が自分にかかるのをあの手この手で避けようとしていく…というもの。
主人公が.357マグナムの弾頭を製作するオープニングで多大な期待を抱いて、ガッカリした人もいたかもしれません。
しかし、これがなかなか捨てがたい一作なのです。
先述したオープニングもそうですが、射撃場ではいろんな姿勢でパイソンを撃ってくれるし(何となくフランス警察っぽい構え方が👍)、終盤ではちゃんと悪党(ただし本筋とは無関係)相手に発砲してくれます。
70年代のフランス映画ということで、当然のように、レトロなプジョーやルノー、シトロエンなども多数登場。
特に、主人公の愛車プジョー404がまたいい感じなのです。1960年に登場した車なのですが、フランス本国では1975年まで外観を大きく変えることなく生産されていました。
暗い中にもどこかオシャレさを感じさせるフレンチノワールですが、こういった車たちは雰囲気作りに大きく貢献していると思います。

というわけで、下手絵の解説。
一枚目は弥生&プジョー404、そしてまた懲りずにアオバちゃん&NS40の共演です。
何か、自分がアオバちゃん描くと、やけに足だけ伸びてしまうような…
おめめに至ってはパッチリ・キラキラ過ぎて最早誰やねん状態だし😂
二枚目はパイソンを抜き撃ちする弥生。劇中のモンタン氏の構えの他、例のGIPNの動画も参考にしました。
コルトの名銃パイソンですが、好きかどうかと聞かれるとイマイチ…カッコよすぎて、自分には縁がなさそうというか、身の丈に合わないというか。
実は弥生も、パイソンやS&W M29、ハイパトなど、マグナム系リボルバーがあまり好きでないという設定です。
本人曰はく、
「誰が握ってもサマになるような銃じゃないから。」
「全てのマグナムリボルバーが似合う日本人は松田優作さんだけ。私みたいな小娘が握ってもダサい。」
「パイソンやM29を握った姿を撮られるのは恥ずかしい。後で写真見たら、ビックリするくらい似合ってなかった。」
なお、周囲からは「あんたはどんな銃でも似合わないでしょ。」と突っ込まれている模様。

お粗末様でした。

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2023-10-01 09:03:18 +0000