2023年10月1日で西武有楽町線が40歳になるのを記念し、過去発行し完売している西武有楽町本を、再録します。
※読む際にお願いしたい事が一つ。
4ページ目にある設定説明は、ご面倒でも必ず読んで下さい。
そうでないと原作にない設定で描いているので「???」となると思います。
最初は「はじまりの日」上。西武有楽町線開通当時のお話です。
西武有楽町線の開通したての頃は、営業区間が小竹向原~新桜台のみでした。
またこの頃は直接西武池袋線へ繋がっていなかったので、西武からは孤立し、むしろ直通先のメトロ(当時は営団)へ営業委託管理された路線だったのです。
その過去を踏まえ、原作では描かれていませんが、その頃に西武有楽町線はメトロと同じ制服を着て、宿舎もメトロ側で生活していたのではないかとの推測でこのお話を作りました。
以上を踏まえて、西武有楽町が悩み、それを見守る事しかできない池袋のお話です。
(裏話)本当は一冊にするつもりでした。上下なんて考えてなかった!でも色々あって間に合わなくて苦肉の決断で二つに分けました。
今思うとそれは却って作品を見直しする事が出来たので、これはこれで良かったと思っています。
2023-09-30 15:03:23 +0000