邪悪な三妖怪

TOモアイ@マントスキー
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初期に描いたイラストを続き物で描きなおしたイラスト集です
敵妖怪の元ネタは鬼〇郎の妖怪城のあの妖怪達、四期が好きなので夜の間は無敵という設定です
検索避けの為に親玉の名前は元ネタの元ネタになった可能性のあるおおかむろと言わせてもらいます

以下イラストごとのシチュ:
1〜3枚:
突如として現れた古城。そこに潜む三妖怪は夜な夜な子供達を連れ去る。
ヒメは子供達を救うべく古城に飛び立つ。
しかし夜の三妖怪は無敵。その事に気づけず戦いを挑んだ彼女は返り討ちに会い、マントが石にされてしまう。
飛べなくなったヒメは真っ逆さま、城下に広がる霧の中へと消えていきます。

4枚目:
茂みに落ちたお陰で何とか助かったヒメ。しかし落ちた衝撃が思った以上に体に負担をかけ城の前で膝をついてしまう。ヒビ一つ付かなかったとは言え頼りになるマントは歪な形となって固まりほぼ使い物にならない状態で絶望的な状況。だが夜中には子供達が生贄にされてしまう為マントを直しに戻る余裕はない。石化したマントに僅かながらを残った妖気を頼りに重くなった体を城の内部へと向かわせるのであった。

5枚目:
妖術を駆使して体を透かし何とか子供達が幽閉されてる部屋に辿り着くヒメ。いざという時に取ってあった妖気を纏った葉っぱを子供たちに渡し、同じ様に体を透かせ出口へと向かわせるのであった。

6枚目:
出口まで辿り着いたヒメと子供達。最後の最後で妖術が解けてしまい姿が顕になるも何とか全員脱出できたと思いきや、自身の固まったマントに阻まれ後ろから近づいてくる敵の魔の毛に気づくのが一手遅れてしまった。咄嗟に子供を庇うも凶悪な髪の毛はヒメに絡み付き拘束そのまま城の奥へと引き戻されてしまうのであった。

7~9枚:
子供を外に連れ出すに成功するも今度は自分が囚われの身になってしまったヒメ。いつもであれば拘束を解きマントを翻したいところだが今はどちらも叶わず。生贄を逃がした事に怒り狂った妖怪はヒメが動けないことを良い気に大事なマントを木っ端微塵に砕いてしまう。眼の前に転がるかつてマントだった石ころ。最早原型を留めていない悲惨な姿となった力の源を見てヒメは戦意喪失してしまうのであった。

10〜12枚:
親玉が用意した痰壺の中に入れられ邪悪な妖気を放つ痰の中に漬けられてしまうヒメ。脱出しようもマントの力を失い、体力も底を尽きかけてるヒメに強力な粘着質な痰を振り払うことは出来ず、手足を僅かにばたつかせるだけで精一杯。そうこうしてるうちに邪悪な妖気が徐々に体を侵食し意識も混濁していく。必死に正気を保とうとするも虚しく、遂に敵の邪悪な妖気に魅了されてしまうのであった…

14〜26枚:
オノマトペなし差分

本当はSSを書いて上げる予定でしたがいろいろ用事が重なったり描きたいものが増えすぎて結局断念しました
うちの子の設定→ novel/17373697

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2023-09-29 10:00:46 +0000