目を覚まして日も浅い。それなのにこの命は終えられるだろう。身勝手に作られて、身勝手に捨てられる哀れなガラクタ。高層ビルの屋上程の高さから突き落とされたミツルギ。粗悪な頭でも死を覚悟した、もう助からないと。『僕には無理だ……君を殺せない』そんな思考が廻らなければ…生きれたかもしれない…どちらにせよ、用事が済めばゴミになる…分かっていた。
2023-09-08 17:04:31 +0000