夏イベの期間は終わっていますが、現実がまだ夏なのでご容赦くださいませ。
(こちらの小説交流【→novel/20477753】からの流れを汲ませて頂いております。ありがとうございます。何か不備等ありましたら御連絡下さいませ。)
「何だかこういうのって懐かしいなあ、今でもわくわくするね!」
調くんの想いとは裏腹に、まだ知希くんは大好きな友達の家で全力で楽しんでいるだけみたいです。でも、そんな所が調くんにとっては良いのかもしれませんね。いつ「違った気持ち」が芽生えるのでしょうか。本人にも分かりません。明日かもしれないし、もっとゆっくり進んでいくのかもしれない。
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●絵の内容の補足
1枚目…遊びに来たところ
「こんにちはー!」
「よく来たな、待っていたよ。」
今日はご両親も不在なようで、調くん自身でいろいろおもてなしの準備をしていたみたいです。なんだか彼の雰囲気もソワソワしていてこっちを向いたり背を向けたりと明らかに落ち着かないようですが、知希くんは来るのが楽しみだった気持ちが強すぎてそんな彼の様子には気付いていない様です。
2枚目…二人で写真立てのDIY中。
上手くいくかどうかは別として、どれをどう配置したら綺麗になるか、二人で考えているだけで楽しいものです。いっそのこと、「早く完成させたい」より「作っている時間が出来るだけ長く続いて欲しい」と無意識のうちに二人は思っていました。
「次はこの貝殻を…あれ?手が動いてないけどどうしたの?悩んじゃってる?」
調くんの手が止まり此方を見ている時間が何だか長かったような気がしました。すぐにはぐらかされてしまったので気のせいかな?と思う事にしたようですが、やっぱり手が動いている時間は自分の方が長かった模様。
3枚目…完成、どんな写真を飾るか妄想中。
会話も交えつつゆっくり時間をかけて、二人だけの世界に一つずつしかない作品が出来ました。早速、どんな写真を入れて飾ろうか、という話に移った二人でした。
「どうせならボクたちの何かしらの思い出の写真を入れたいよね~。この間の海の時の写真に何か合うものが無いか探してみるよ。」
「俺の方でも探してみるよ。良かったら気に入った写真を交換してお互い入れてみるのもいいかもな」
「素敵だなぁ…!」
「海の時に限らず、色々お互い探してみるか」
「そうだね!」
4枚目…部屋にサックスがある。
写真立ての話が一段落ついたので、部屋にてそのまま談笑していた二人。すると、部屋の片隅に、立派なサックスが置いてあるのが目に入りました。作業中はそちらに夢中で置いてあることに気付かなかったようですが、気付いてしまうと其方が気になるのがヒトの性。
「あっ。あれ…。そういえば、調くんってサックスも出来たんだっけ。」
「おっ、覚えててくれたか。ありがたいな。まぁまだまだ練習中なんだけどな!」
「楽器が出来るのってかっこいいなぁ、その内聞いてみたいな」
期待を込めて調くんに向かって笑いかける知希くん。全く他意は無いのですが、調くんにとってはやる気のスイッチが入ってしまったようです。何れ大勢の前で披露、はたまた、お互い二人だけの時でも良いから、じっくり聞ける機会があれば良いですね。
5枚目…おまけ。浴衣の二人。
6枚目…おまけ2。水着の二人。
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…これを長い小説にしても良いのですが、絵を何枚か+補足説明の方が性に合っているのかもしれません。
●調くん(いつもありがとうございます)→illust/109741707(夏衣装:illust/110094238)
●知希くん→illust/109556315(夏衣装:illust/110237975)
2023-08-24 15:46:21 +0000