企画:終の病【illust/101528139】
■名前:■■■■──現在は「哭き星」と呼ばれている 所属:夢 奇病数【6】
所属:落とし星の民【illust/105622940】
部族にひっそりと名を列ねていた家系の生き残り
顔布と一緒に身に着けている欠片と組紐は他の民からの貰い物
大きな翼を盾のように扱う事が多く、傷が絶えない
生まれつきのと色覚異常と弱視の為に繊細な飛行能力は乏しい為
かなりの高度まで上昇し、そこから広範囲かつ高火力の技を放つ戦闘スタイルが主
他者の顔があまりよく見えないせいか、相手と触れる程の至近距離に自分の顔を寄せてしまいがち
■関係
後見役にして育ての親:エルクルド【illust/107661906】
身寄りのない自分を引き取って育ててくれた古参の民
奇病の脅威が猛威を振るい、焦燥感に追い詰められていた折
影の呼び声に誘われ、拐われるようにして姿を消してしまった
星の欠片の元の持ち主:クロスタータ【illust/109016659】
後見役の甥であり、落とし星の民にルーツを持つ者の一羽
生前、後見役に自分の持つ星の欠片を渡していた
巡り巡ってその欠片は哭き星が身に着けている
自身のルーツを知る流星:グラニータ【illust/107388641】
後見役の兄であり、幼馴染の祖父にあたる相手
彼が番の為にと贈った名の由来である、音を用いて言葉とする民達とは哭き星の一族の事であり
根気よく調査を続けた結果、それが明らかになった
哭き星にその方法と知識を授け、陰ながらその旅路を見守る中の一羽でもある
共に行動する幼馴染:失き星【illust/110782103】
哭き星と同じ音の通り名で呼ばれている
互いに音を言葉とする方法でやりとりを交わし、彼女からは
「シソファミ(叫び声の意)」という愛称を付けられている
父を恨み影を憎むその様を酷く憐れに思い、哭き星には放っておけなかったのだとか
生者を連れていこうとする影を追い払いながら、二匹で各地を転々としている
影落とす旧き列星:アルシャ様【illust/110418330】
後見役を連れ去ってしまった嘗ての同胞らしき一翼
育ての親とよく似た見目、羽撃く翼の音が何より恨めしく
星落が何たるかを容赦無く突きつけてくる、因縁の相手である
──何故自分の名を知っているのか
夜闇に映えるその姿は 恐ろしい程鮮明で 何処か彼女の姿に似ていて──、
「 」と呼ぶその声が、憎らしい程優しくて、いっそ泣きたくなるような想いで
何時もなら簡単に出せる咆哮が 今夜はどうにも出そうにない 嗚呼、嗚呼、どうして、
「……、……ッ、」
無意識のうちに、使わなくなって久しい喉を震わせる自分がいることに 漸く気が付いた
「愛している だが 愛するが故にその旅路は逝けぬ まだこの身は果てる訳にはいかない」
聞くに堪えない醜い音の羅列だとは承知している それでも あの影に届いたと信じて
──微睡みの最中に望む甘き夢の、なんと優しくて残酷な事か
自分が同じ立場であれば、縋ってしまう可能性も無かったとは言い切れないほどに それは魅力的だと知っている
願わくば天の果て 終わりのその先で 両親に再会する彼女の姿が在りますよう
そこまでの旅路はこの翼に任せてしまいたい、と思ってしまった自分は愚かなのかも知れない
それでも 信じたいのだ 恨めしかったあの翼が 在りし日の彼女らのように
今は誇り高く 羽搏きの音を奏でているのだと
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2023-08-13 11:30:33 +0000