恋愛要素があります。
夕日が沈み茜色の空になりながら神社に屋台がポケ達が賑わって蘭馬とあやめは回っていたのだった。
「蘭馬さん、夜には花火大会がありますから、見に行きましょう。」
「ああ..まだ時間があるから、浜辺でも屋台があるから、見に行こう..」
蘭馬はあやめが楽しそうにする姿に笑っていたのだった。
「あやめ、今日は嬉しそうだな、そんなに花火が楽しみか?」
「えぇ、花火も楽しみですけど、蘭馬の義母様に浴衣を一緒に選んでくれて嬉しかったです。」
「ああ..そうだな、母さん張り切ってみたいだし..何故か楽しんでいたな..」
蘭馬は仕事であまり両親に会えなくて久しぶりに帰って来て、アマージョの母親は、あやめと一緒に髪飾りと浴衣を楽しそうに選んでいたかのだった。
(蘭馬!あやめさんにちゃんとエスコートするのよ!)
母親の言葉に思い出して蘭馬は苦笑いしながら、浜辺に向かったのだった。
まだ花火の時間がある蘭馬とあやめは屋台に回っていたのだった。
「蘭馬さん、このアイス凄く美味しそうですね。」
「食べるか..?」
「はい、一緒に食べましょう。」
蘭馬はお店にいるサイドンの女性に声を掛けてたのだった。
「すいません..アイス二つください..」
「はい!ありがとうございました!」
サイドンの女性は2人に笑ってアイスを準備したのだった。
「お待たせ致しました!溶けないうちに食べてください!」
「まぁ、凄く美味しいです!」
蘭馬はあやめにアイスを渡して美味しそうに食べたのだった。
「あの..貴女は花屋さんの..」
「えぇ、もしかして私が花屋さんを知っているのですか?」
「よく通学の時に貴女の花屋さんに通っていて見に行きたいけど、中々行けなかったです、もしいつかいけたら、貴女の逞しく大切に育てている綺麗な花を買いに行きたいんです..」
ライナは蘭馬の言葉に凄く嬉しそうに喜んでいたのだった。
「ありがとうございます、今度彼女さんと一緒に見に来てくださいね!」
「え..は..はい..」
蘭馬は彼女の言葉に真っ赤になって少し頷く姿にあやめは首を傾げたのだった。
「うわぁ〜可愛いアクセサリーですね。」
「いらっしゃいー、好きなアクセサリー見てちょうだいね。」
2人はアクセサリー屋のシンボラー女性の商品を見て蘭馬はふとグラシデアの花の髪飾りを見つけたのだった。
「すいません、この髪飾りください..」
「はいー!ありがとうございます!」
蘭馬はグラシデアの髪飾りを買ってあやめの付けている、髪飾りを外して器用に付けたのだった。
「これ..私にですか?ありがとうございます、蘭馬さん」
「うん..やっぱり、凄く似合ってるよ..」
あやめは蘭馬がプレゼントしてくれた髪飾りを嬉しそうにする姿に蘭馬は微笑んでいたのだった。
「あら〜、お熱いわね〜!!2人共〜!」
「ッ!!す..すいません..!」
蘭馬はすぐ後ろに店主の宵明がいる事を忘れて顔を真っ赤していたのだった。
…
夜になり、もうすぐ花火大会が始まり空から打ち上げ花火を出て見に行くポケ達が沢山いたのだった、蘭馬はあやめに秘密の穴場の洞窟を連れて洞窟あやめと一緒に座って眺めていたのだった。
「沢山花火が綺麗です、蘭馬さん、ここの場所よく見えますね。」
「この場所、父さんと母さんが見つけた場所なんだ、小さい頃よく連れてくれたんだ..母さんは毎年花火大会によく父さんと連れてくたって思い出話を聞かされたよ..」
「そうなんですね..こんな素敵な穴場を連れてきてくれて、ありがとうございます。」
蘭馬は小さい頃の家族と連れて来た思い出に微笑んで、一緒に花火を眺めている時2人はいつの間にか、手を握っていたのだった。
「私達、卒業したら結婚するのですね..」
「あやめ..」
蘭馬はあやめの言葉に唇を噛み締めたのだった。
「どうしたのですか..?」
(あやめ..本当はこんなつまらない無口な男に後悔してるのか..?)
蘭馬は心の底の不安に思っている、言葉に伝えたいけど、あやめを見て言葉を詰まっていたのだった。
「また..来年もこの花火一緒に見に行こう..」
「はい、また一緒に見に行きましょう!」
あやめの笑顔に蘭馬は少し笑って何も言わずに静かに花火が終わるまで離さないように手を握りしめたのだった。
(あやめと一緒にこんな日がずっと続いて欲しい..)
イベント最終日にあやめさんと花火デートしました!
藤 花言葉(恋に酔う.決して離れない.優しさ)
あやめさんの浴衣姿のイラストをなと様に確認して許可を頂きました、ありがとございます!
お借りしました。
あやめさん【illust/106808559】
ライナさん【illust/106792058】
宵明さん【illust/107355858】
何か問題ありましたら、メッセージお願いします。
2023-08-04 11:19:15 +0000