大気圏内外で稼働できる戦闘機。
とある恒星系のハビタブルゾーンに存在する惑星のとある国で開発された新鋭機。
その国で過去に起こった大戦に際し、末期に開発されたレシプロ戦闘機を
モチーフとして製造されており、開発時のコードネームは<新電-1.0(マイナス・ワン)>。
その戦いから150年以上も経過しているのに、なぜか敵爆撃機B-29迎撃を
想定して設計された部分もあり、B-29の機影やエンジン音や空間振動波を
補足して自動迎撃モードとなる。
他国で行われた記念行事の際、レストアしたB-29を飛行させたのだが
月周回軌道で展開中だったこの機の自動迎撃モードがそれを捉えてONとなり、1個中隊が
惑星に降下、あわや大惨事となる寸前だった。
途中で命令コードをキャンセルしたので事なきを得たが、その後メーカーでソフトウェアの一部書き換えが
行われたという始末。
気象観測機の護衛機でもある。
2023-07-18 10:51:51 +0000