なんでも鑑定団で紹介された荒木圭介さん蔵の妖怪絵巻から気になるやつを模写(参考: https://togetter.com/li/2181065)
以下、感想など
■左上:甲殻類らしきものが天を仰ぐ様子。ミジンコのようなフォルムとポーズ、顔つきがかわいい。
■右上:トカゲに似ているが四足の先が二股のツメになっているものが、ヘビを捕まえて齧っている様子。
ヘビと架空動物の組み合いを想像でこれだけ描き出していることから、作者の画力、平時の観察力が高いであろうと感じる。
現実のカメレオンの前足は(ここまで極端ではないが)五指が二股に分かれて枝等を掴みやすくなっているのだが、この図を見ているとそのことを思い起こさせる。
■下:コウモリの羽を持った魚のようなものが羽ばたく様子。TVerからキャプチャしたものでは解像度が低かったため想像で補っている部分多々あり。
・顔はヒゲのようなものが張り出しているようだが詳細不明。今回はナマズのようなものと解釈した。
・下半身は短い尾と足がついているように見える。ウサギ、モルモットなどに近い?
・羽はコウモリのものに似ているが、先端から糸が伸びている(今回省略)。また、赤い丸が左右合わせて7個あり、それらが一筆で結ばれるように繋がっている。こちらから見て左羽は「コ」の字になっているのが特徴的で、北斗七星がモチーフになっているようにも見える。
2023-07-09 14:03:48 +0000