「ええよええよ、あばたが残ったら辛いやろ。治したるさかいじっとしててな」
「誰かの助けにならんとあかん、そういう衝動が草木や、飲み水、空気から常に身体の中に浸透してくんねん。……誰かやない、僕の想いやとええな」
「いつか僕が死ぬ時、なんで死んだか分かれば両方の故郷のためになるなあ。 ハハ、なあんてな」
🍀所属:霧の世界 ── 久須利多那
🍀祝園 瑞 (ほうその みずみ)
年齢:23 身長:目線190cm 体長5.3m
性別:男性 一人称:僕 二人称:あんた
久須利の父と花衿飾りの陸人魚の母から生まれた当代薬在師の青年。
仕事は真面目に行うものの、それが自身の薬効に対応するものであれば些細な症状であっても患者に断りなく治療を行う嫌いがある。
抱えている様々な問題に対して、どこか楽観的。冷めて諦めているようにも見える。
その身の薬効は「抗炎症」 腫れや赤みを取り除き不快感を治める。
花衿の病が遺伝しており、鱗により水中で呼吸ができない。
魔法の扱いに比較的長け、霧の世界でも現時点で日常生活は問題なく営めている。
尾が長いため、数センチだけ浮き地を這うようにして移動する。
その姿はまるで──
🍀一周期共存関係
前期:祝園宴【illust/107687247】
「先々代……宴さんにはよう気にかけてもろてたよ。やけども、そう……かわいそうになあと思うで」
前期共存:望海郷 静漣【illust/107753356】
「先生のことは僕だけじゃなく久須利みんな慕っとる。先々代がそうやったからやろうな」
「久須利と生まれ陸の人魚の形をしてええ土壌で鱗の咲いた、この身体でもって報いるわ」
相手今期:望海郷 呼潮【illust/109487631】
「呼潮ちゃん今日もおおきに。まだ僕らに"作れる"薬は限界があるさかい、助かるわあ」
「土や水が傷んで、細い木、柔らかい草や野菜、一度みんな枯れてしもた。
そんときに手を貸してもろた恩がある……いや、ほんまはこっちが実質あんたらになんも出来へんかったことを誤魔化したいだけかも知れんな」
└望海郷 波知須
【illust/109835991】
「ああ、来てたん? “おかえり”。なんもお構いできませんで、えらいすんまへんなぁ」
「だーいじな標本同士、仲良ぉしようや。そしたら皆嬉しいと思うで?知らんけど」
🍀種族:久須利 - クスリ
身体に薬効を持つ、生きる薬。
肌に触れるなどの身体的接触により、その薬効果を他者に与える。
久須利それぞれに薬効は異なる。久須利同士では薬効が効きづらい。
用法用量を誤ると特徴的な症状が現れる。
詳細は3P、小説機能へ→【novel/19826868】
3P内、『泡茉葛』の設定はこちらからお借りしています【novel/19846438】
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🍀連星共存 光の世界 - ヴェル=アンク ファルアさん【illust/109998505】
「ん〜?ちょお待ってや。……はいはい、僕がこの集落の代表やけど、どちらさん?」
「へえ、光の世界からよおおこしやす。まあ今はウチにめぼしいもんはなーんもあらへんと思うけどねえ。……いや、ああ、なんか知ってる顔やな? 話聞こか、とりあえずお茶でもどうぞ」
「あんたも先生なん、ふうん……まあこんな所やしそりゃそうなるか。ほんならお医者様、僕らはどうさしてもろたらええかな?クスリを、どう使ってくれはるつもりで?」
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🍀三周期
久須利多那 - - 祝園茅 【illust/111641076】
ヴェル=アンク - - 祝園実【illust/112424389】
地中深くまで、杭のようにして、そして彼女を繋ぎ止めておこうと思った。
池中不覚に、ただ悔いのように、彼女を手離せない自分に嫌気が差した。
残れ、遺れと、ただそれだけが──
└久須利多那 - - 祝園萌【illust/111641148】
「メグ、あかんよ。メグのお母さんやけどお父さんのお嫁さんやからね。メグにもあげられへんなぁ」
誰よりも君の未来を願った。君が生き辛いこの地を、いつか故郷と呼んでくれるように。
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🍀不備等ありましたら、ご連絡ください。
🍀流星雨とピルグリム【illust/106241074】
2023-06-30 15:04:21 +0000