チョウチョウウオ類 ミゾレチョウチョウウオ

蒼海アクア

スズキ目チョウチョウウオ科 Chaetodon kleinii

インド洋からガラパゴス諸島とハワイ諸島を含む太平洋,日本では千葉県以南の暖かい海域に生息するチョウチョウウオの仲間。水深10-40mの岩礁やサンゴ礁域でよく見られる。体長は18cm程。体側前半部は白色に1本の褐色横縞,後半部は黄褐色もしくはオレンジ色,尾部周辺は黄色くなり、口周りは黒くなるのが特徴。チョウチョウウオ類の多くの幼魚は体側後半部,特に第二背鰭の後ろ寄りに黒斑点を1つ持っていて、敵の目を欺き身を守るための偽眼として用いている。しかし、本種の幼魚はそれが無く、成魚とあまり変わらない体色をしているという。

ミゾレチョウチョウウオは体色もさることながら、目元を通る黒い縦縞の上部の青い光沢がなかなか綺麗な種だと思います。この青い光沢は一部のチョウチョウウオ類にも共通する特徴だそうです。自然界では底生生物や藻類を食べる雑食性で、餌付きも比較的良いので観賞魚としての飼育は容易だと言います。

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2023-06-25 10:42:58 +0000