私の過去の小説の一場面。
養父を殺したアルノシエと、失語症の少年の話。成人男性に見える人物は「狂気の君」。
親殺しは村で死刑になるルールだったため、少年がアルノシエを深い森に逃がすんです。
でも、ついてきてはくれませんでした。
森で夜をむかえ、孤独に耐えきれなくなったアルノシエは「誰でもいいから会いたい」と、養父から教わった召喚術で狂気の君を呼んでしまいます。
狂気の君が現れると、木々は毒々しいピンクの花で満開になり、妖魔たちが踊り狂います。
アルノシエは助けてくれた少年を想っているのですが、この後、狂気の君と契約し、復讐鬼となります。
画像が二つあるのは、明るい二枚目より、暗い一枚目の色の方が原画に近いからです。上手にスキャンできません。
2023-06-17 10:24:48 +0000