-CTⅡ/in- 「インターセプト・タイガー」
1式空間艦上戦闘攻撃機コスモタイガーⅡを地上〜成層圏での迎撃機として改修、配備した機体。国連空軍所属より、無人艦隊と同様のカラーリングが施されている。武装としては元々元型機に備わっていたものに加え、機体上部にパルスガトリング砲を2基増設し、格闘戦能力を強化している。また、地上基地配備機にするにあたって翼の折りたたみ機構を廃止、主翼の強度が確保できたため空対空ミサイルを翼端に追加装備できるハードポイントを増設した。さらに翼上部にもプロペラントを増設し、エンジンの稼働時間延長、および増設したガトリングの安定稼働を実現している。機体下部にも若干の改修が施されており、元型機のものより大型の増槽を取り付け可能となっており、それに合わせて着陸脚もちょうせいされている。
本機はデザリアムの地球侵攻に対し多数が出撃したが、デザリアム艦載機「カタピラス」には性能面で十分なアドバンテージがあったものの物量差や地球本土への侵攻の想定が甘かったこともあり多数が撃墜された。
武装構成を変更したバリエーションも多数存在しており、パルスガトリングを一撃の攻撃力を重視するためにコスモパイソンの陽電子機関砲に換装した敵大型目標に特化したCTⅡ/st「ストライク・タイガー」、パルスガトリングをレーザー照準器に換装し大地ミサイルを大量に爆装した大地攻撃特化型CTⅡ/cl「クラスター・タイガー」等、他にも幾つかの派生機が配備されている。
2023-06-14 11:47:10 +0000