ローズマリー

尾張春巻

ローズマリーは地中海沿岸地方を原産とするシソ科の常緑低木。
ローズマリーという名は「海の雫」を表すラテン語Ros marinusから由来する。

中国では「迷迭香」(ミーディエシャン)、
日本では「迷迭香」(まんねんろう)、「万年香」(まんねんこう)
などと呼ばれ、爽やかな香りをもつ香草・調味料として使われる。
生薬としても使われ、鎮痛、整腸、婦人病の治癒などの薬効がある。

ローズマリーの花言葉は
「追憶」「思い出」「記憶」「貞節」「あなたは私を蘇らせる」など。
その芳香は記憶を明晰にし、その薬効は淑女に活力を呼び戻し、その抗酸化作用は悠久の若さを授ける。

幼いメルティメアが悪夢に苦しめられたとき、祖母はよくローズマリーのお茶を淹れた。魔を退け、心身健康に生きる術を授けてくれた祖母の慈愛を彼女は忘れない。丹念に注がれた愛と知恵は、芳香の如く、いつまでも心身に残り続けるものだ。
己の中に息づく"海"に見守られながら、少女は淑女へと成長する。

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2023-06-12 13:49:23 +0000