ラブコメディーというジャンル

あだちレイ(小説、マンガ)

ネットで話題だから考えてみる。
 わたしの世代は、なんといってもタッチ
 だろうが、あとから考えると、なぜ
 あれほど人気をはくしただろう。
  高校を考えると、実は
  男女が話すといったことはなかった。
  修学旅行などは、3対3くらいで
  広島へ行ったのだが、別に話すことはなかった。
  あとから考えれば、女子の方が好奇心を持っていたはずだが、
  遠慮したのだろう。
   また、こういったマンガが代替してしまった。
   マンガの方が記憶に残る世代ともいえる。
   つまり脳内で恋愛してしまい、現実的には
   会話がないといった不幸な世代である。

   ただ、ライトノベル(マンガ原作)として
   すこし書いてもよいかなと思った。鮎川まどかを模写してみたが、
   カメラの調子悪く少し待って欲しい。仮題として、
   三年間はジンギスハン、というマンガ原作にしたらどうか。

   世界史の先生にもぎまことを起用してもおもしろいだろう。
   「マルクス主義で、世界史は説明できません」
   みたいな授業にしたらマンガっぽいのではなかろうか。
    主人公は、野球部部員であり、彼女の名は元木。
    父は元プロ野球選手という設定である。
    高校から地下鉄駅まで、主人公と元木はいっしょに帰るというのが
    ルーチンであり、途中にパン屋があり、それがマンガの舞台である。
    ラブコメのようにお色気シーンをちりばめれば、ラブコメといった
    ジャンルになるのではなかろうか。

「カンちゃん。パン、こげてんじゃない?
 こげたにおいするわよ」
カンちゃんとは、奥で働いている男性の
ニックネームだ。
 そもそも、イエロー・サブマリンというパンも、
 カンの創作らしい。
  わたしは元木とつきあっていた。
  元木まどか。中学からなんとなく話していたが、
  高校進学と同時にいっしょに帰るようになったのだ。
   高校と地下鉄駅の間にパン屋があり、夕方も
   あいていた。そこにたちよるのがわれわれのルーティーンだったのだ。
   

#Love

2023-05-12 07:47:59 +0000