■【1枚目】1996/0417b
『96年4月17日のラクガキ………最後のオマケネタ「主人公よりも目立つ脇役」
「陸上部の朴念仁な先輩に告白した主人公(おかっぱ髪の子)を応援する
その“濃ゆい”友人」というネタ
この「メガネの友人」、一応スターシステムっぽい“お気にキャラ”で
………ちょっと「腐って」ます(笑)
でも、すごくカッコイイ
以上で、今回の全スキャン分はおしまいです
お目汚し、失礼いたしました』
────────「彼と彼女とハセガワさん」(仮称)
陸上部の先輩に片想いする主人公(中央の全身像)と
その親友の「同人絵師・ハセガワさん」を巡る物語の
アイデアスケッチである
この「ハセガワさん」、過去に付き合いのあった“女性同人絵師”の
複数のイメージを合成しアレンジして生み出した………ある意味“最強キャラ”
強烈な個性を持つ(メガネっ娘の)脇役が目立っていて
のちに主人公となる作品と言えば………清原なつの先生の
「花岡ちゃん」シリーズが有名だが、まあ、あんな感じ。
「ハセガワさん」、他にも一杯スケッチを描いた記憶があるが
現存するものはこのデジタル見開き画像のみとなってしまった………………
■【2枚目】1996/0812
『ここ1ヶ月の「ケムリクサ」絵のブログまとめ記事、ようやくUp終了
過去ログ見ながら記事書いてて
「もはや失われつつある絵柄だけに今見るとすごく特徴があるんだよね」
というレスを見つけて、気付いた
そうか、自分の絵って今ハマってるNikonやLeicaの「昔のフィルムカメラ」と
同じようなものなんだ………
「俺は銀塩カメラだったんだ!!」(錯乱)』
『ちなみにコレは5年後の
1996年8/12のクロッキー………今とほとんど進化しとらん
………………シーラカンス?
(美味しいんだろうか………………)』
この過去絵とテキストをスレに投下した際、スレ住人から
「聞こえは悪いけどケムリクサ的な保存すべき文化遺産な感じがするのです
当時の絵柄は現代風にどんどん変えていく作家ばかりだし
近年の絵描きを趣味にする者も右倣えになるし
古い絵柄はオンリーワンな個性だと思うのです」
というレスが帰って来て………
『>古い絵柄はオンリーワンな個性だと思うのです
「実用性」という側面もあるカメラ技術と違って
「絵」の場合、そーいうモノは無い「シュミの問題」だしねー、確かに
まぁ別の意味での“実用性”………ってのはあるケド(笑)
そっちもある意味「シュミ」の問題か
逆に「実用品」であるはずのカメラに「シュミ性」を求めて
フィルムカメラに走る人たちもいるんだよな』
現在のWeb掲示板等に今描いた絵を貼る度に
「懐かしい90年代の匂いを感じる」と評される自分の絵は
その頃と何も変わらないままの、そして「一周回って」新鮮でもある………
………いわば「シーラカンス」や「機械式銀塩カメラ」と同じ存在である
という事らしい(笑)
■【3枚目】1996/1213
※これのみ、スキャンの経緯不明
(いつものスレに投下した記録が無い)
「SFはセーラーふくの略号さ!!」は
大学卒業前の1987年3月にネタを練っていたお話として
22年3月に「今描くとこーなる」と投下したillust/106359736
と同じネタを、96年当時にも「今描くとこーなる」と
描いていたと思われる
■【4枚目】1998/0814
『やったーキヤノンスキャナ直ったー!!!!
何かUSBの接続不良だったみたいで
繋ぎなおしたら普通に読み取ってくれたナ~
一時はどうなる事やらと焦ったんだナ~
テスト画像は1998年8月のクロキらくがき』
キヤノンのスキャナ不調が復旧した報告に
「試しスキャン」した画像
キャラの「久川昌美」さんは、高校時代以来の持ちネタ
「a Heartbreak Journey」
illust/102636592
illust/102636756
のヒロイン
………それを「今ドキ」(98年当時だがw)の“JK”風
ミニスカ制服にしてみた、という趣向のようだ
■【5枚目】1998/0814a
『かつての常用クロッキー、“最後の”14冊目。古色蒼然。
かなりデカい。
中身は98年の9/14(初めて“ゲーム”に触れた日の前日だ)で事実上止まっていて
あとは数年に1P描くかどうか、といった有様だった
中はこんな感じ。女の子とメカばっかwwww
それをまた続きで使用しようかと思ったが
以前と違ってモニターやらキーボードで机の上は一杯で、あの大きなクロッキーは
とても乗らない……そこで、現在の机上でも使える小型判を
15日、機動兵器2種を買った帰りに舞子ジュンクに立ち寄って買ってきた』
2016年にブログを開設し、A4コピー用紙で「お絵描き」の復興を開始したが
以前の「大判クロッキー」は机上に乗らないので
小型の「ミニクロッキー」を使用開始した………という
2017年1月22日のブログ記事
http://zaredeto.blog.fc2.com/blog-entry-31.html
の為に、スキャンではなく「デジカメ撮影」した見開き状態の
(今は亡き)CRQ-14の中味
偶然、【4枚目】と同じ
1998年8月14日のページの「全景」が映っている
本文にもある通り、20年近くに渡る長い「断筆」が始まる直前の
「事実上、最後の“お絵描き”」のページである
(全面スキャンは存在しないので、この「デジカメ画像」が
唯一現存する「全体ページの絵」である)………………………
………無論、この画像に写っている絵はすべてズタズタに引き裂かれて
(上記スキャン部分の画像以外は)今はもう見る事が出来ない
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2023年2月23日────姉が「断捨離」と称し
過去1981~2014年頃までのアイデアスケッチや日々の「お絵描き」……
……ブログ設立して「お絵描き」を再開する以前の、約30年分の古いスケブや
クロッキー帳十数冊を、「不要な過去の遺物」として全て引き裂き
可燃ゴミに出そうとするという「惨劇」が発生した
【事態の詳細はブログ記事を参照】
http://zaredeto.blog.fc2.com/blog-entry-254.html
(1983年までの、より古い「日々のお絵描き」は主にPC用ドットプリンタの
連続用紙の裏を使用していた為に、この「虐殺」の被害は免れた)
破壊された30年分、総ページ数約3,000枚の内、某所に投下する目的で
近年偶然スキャン保存していた、たった28ページ余の「画像データ」のみが
この「ジェノサイド」を生き延びる事ができた……………
………これは、それら「“失われた絵”のデジタル遺影」の中の1部である
2023-04-30 16:05:09 +0000