97年の中央西線で話題の機関車。
EF64形1300番台1467号機と1900番台1960号機。
特急色を纏い高速旅客装備(*1)を搭載した山岳線高速旅客機『EF64PF』の活躍は上越から伯備まで各地で見られたが、今や寝台急行「ちくま」「赤倉」のみ。煌びやかな名古屋の街を駆け抜ける特急色重連は、今や中央線の名物。
1467は81年髙二に配備、上越線で寝台特急や寝台急行「八海」(*2)を牽引。
1960は1360として髙二に配備。横軽新規線化(*3)に伴い横軽対応1900番台に改造、信越線客車列車で活躍。
後に揃って中津川に転属、97年最後の2機となりEH210形300番台に後を託し廃車。2枚目は髙機時代に仲良く重連した時の画像。
(*1)寝台列車の最高130km/h化に伴い、14・24系に電磁直通制動を搭載する改造が行われた。そのため対応機関車にも電磁弁・セルフラップ弁搭載改造がなされた。
(*2)上野〜新潟間の寝台急行。「赤倉」と共通運用。
(*3)80年代に行われた横軽の25‰完全新線化。これにより車種制約が解消。(補機は継続)
2023-04-28 09:02:26 +0000