花の鎖が導く先に

かざり美桜
Preview Images1/22/2

 やっと次を描く気になりました。(投稿保留中だった作品は明日の朝に上げます)
 久々の星沙でバックハグ……だけど、甘くはないなっていう(甘いのを求めてる人ごめんなさい!)
 何から説明すればいいんでしょう。
 えーっと、星矢は実体じゃないので透けてますね。精神のイメージと思ってもらえばいいでしょうか?なので、今回の星矢には色鉛筆を使わず、敢えてパステルのみのざっくり着色です。

 NDの星矢はハーデスのインビシブルソードが胸に突き刺さったまま、抜け殻のような状態で車椅子に座っていて、沙織さんを守りたいのにそれができないって状態。だから、沙織さんが自分を助けようと聖域を発った時「行かないでくれ!」って引き留めたかったんじゃないかな〜と思っていて。それで「背後から抱きしめ」てるんですけど。
 一方で、沙織さんはあの時、仮に星矢がそう言葉に出来ていたとしても、絶対言うこと聞かなかっただろうな〜って。聞かずに自分の思いで花の鎖を編んで、一方的に星矢に与える。そういう、通じ合っているようですれ違ったままの二人を花の鎖が繋いでいるわけですけど、果たしてこの花の鎖は女神の祝福か呪いか……みたいなことを何年も前に小説で書いたな〜…と(←pixiv初投稿小説作品なので今読むと恥ずかしさしかないんですが、やっぱりここが気になって仕方ないからこそ書いたんですよ)

 NDの連載が再開されて、この物語にも遠からず決着がつきます。放置されたままの星矢と虹色卵で眠ったままの沙織さんの結末、どうなるんでしょうね?希望のある終わり方をしてほしいものですね。

 さて、「花の鎖といえばロスキャン!」って方も多いと思います。アニメのEDタイトルも「花の鎖」ですし。あの歌大好きなんですが、作詞が車田先生(と松尾康治さん)で、私は二番の「神はなぜ巡り合い別れ行く宿命(さだめ)を人に与えたのだろう」というくだりが天界編ラストの星矢と沙織さんを思い起こさせて切なくなるんです……。

 絵的なことを説明すると。本編の最後の舞台がエリシオンの花園で、NDの現代軸の最初の舞台が聖域の花園。なので、花びらが舞う中の二人。
 この舞っている花びら、透明水彩で描く予定が、今日に限って娘(美術部)が作品描くために学校へ持っていってしまってて。仕方がないので、娘のカラーインクを拝借して描きました。が、蓋が開かなくて使える色が限られていてなんとかかんとか仕上がった感じです。

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2023-04-28 07:45:13 +0000