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「弾切れか」
アサルトライフルの残弾がゼロになり、攻撃の手段を失った。
近接戦闘用の武器も無く、今のノーフェイスには完全に武器が無くなった。
(装甲が幾つか剥がれた。戻るにしても遠すぎる。どうしたものか……)
『お困りのようね』
悩んでいた時、突然通信が入る。
「その声は、ジョルジオか」
『そんな貴方に素敵なプレゼントよ』
そう言って飛んで来たのは、ロケット付きコンテナだった。
中を開けると、そこには、
「Rー22B対物ライフルか……。それとこれは、マントか……?」
『ただのマントじゃないわ。爆発や物理攻撃を軽減できる特殊な『防護マント』よ。それなら左腕の代わりになるでしょう?』
それを聞いたレキンは、フッと笑う。
「代わり以上だ。助かる」
左腕に深紅のマントを装着し、対物ライフルを右に装備する。
「恩に着る。ジョルジオ」
『必ず生きて戻りなさい。そしたら、皆で祝勝会よ!』
「……いい考えだ」
ノーフェイスで対物ライフルを構え、ALICEに向かって発砲した。
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ノーフェイスの装備を更新しました。
『防護マント』で自身と味方を守りつつ、対物ライフルを打ち込みます。ラストスパートに向けて頑張ります!!
お借りしました
ジョルジオ・セルジュ【illust/99246161】
R‐22B+対物ライフル【illust/99327024】
自前
レキン・ノーネーム【illust/99567473】
ノーフェイス改修型【illust/105071261】
何か問題があればご一報ください。
2023-04-20 14:12:37 +0000