地球連合軍 異文明技術研究機関が研究・改修したマヌカンドールillust/1041101の一機。ベース機に搭載された重力制御・抗エネルギーフィールドに加え、連合軍主力量産機に使用されるものと同等の装甲を併せ持つ為、飛行性能・耐弾/耐エネルギー性能も極めて高水準のものと成っている。兵装はV.31兵器群に有効とされる実弾系の既存兵装の他、188mm電磁誘導式ライフルの試験型も使用可能である。 一見弱点を克服したかのように見えるが、「重力制御装置とジェネレーター、そして頭部のいずれかを装甲板で覆ってしまうと原因不明の機体トラブルに見舞われる」・「残骸と化した2機のマヌカンドールをベースとしている為、総合的な出力は低下してしまっている」・「機体内部の殆どのパーツが互いに干渉しあって一つの兵器システムを構築している為に、現段階では一切手の加えようが無い」etc etc... …と、課題も欠陥も多く、実際には試験機よりも試作機の様相を呈している。そもそも機体を構成する部品自体が培養・生産不可能な為、試作機兼 実験機兼 評価試験機と言う相当に中途半端な扱いを受ける事となった。 尚、機体カラーは当初よりトリコロール(白青赤)であったが、色をみて何を思ったか「敵軍との差別化、及び友軍機からの誤射を防ぐ為」と銘打って、技術開発部製のフェイスパーツが急遽追加された。 「連合軍の白いアレ」「シグナル」「テックスツー」など様々な通称を持つが、開発過程を知る物からは 「ニコイチ」 の愛称で呼ばれる。 ■頭頂高:23.0m 総重量:138.0t (クリックで拡大します)
2008-06-29 18:19:02 +0000