皆さんこんにちは。
去年の9月の台風で被災した大井川鉄道本線は一部区間で見合わせており、これから復旧にしばらくかかるということなので、今回は大井川鉄道を応援する形でイラスト化しました。
大井川鉄道は、SLやきかんしゃトーマス、そしてアプト式鉄道の観光鉄道だけでなく、島田市や川根本町の人々の足にもなる交通機関としての役割も担っています。そのような路線が少しでも早く復旧してくれることを願って止みません。
今は金谷~家山間が復旧完了していますが、家山~千頭間は復旧中とのことです。ただ、この残りの区間を復旧するのには、鉄道だけでは難しいので、今回のイラストで勝利ポケモンのビクティニが応援し、大井川鉄道の早期復旧を祈る形で描きました。
イラストの機関車は『C10型』という蒸気機関車です。
★大井川鉄道(本線)★
沿線を流れる大井川は、江戸時代に東海道を通るためには、箱根の峠越えとここ大井川の2箇所の難所があったという。
『箱根八里は馬でも越すが 越すに越されぬ大井川』というように、当時の大井川には橋がなく、流れも急で川越人足の肩や連台に乗り渡るしかないほどの難所であった。
そして、明治以降には産業革命が進み、大正14(1925)年3月には大井川上流部の電源開発および森林資源を目的として創立されたのが大井川鉄道である。さらに昭和6(1931)年12月には大井川本線の金谷駅~千頭駅間が全通した。もともとは水力発電用のダム建設資材の輸送を目的に敷かれたが、戦後には木材の輸送や旅客輸送も行われ、沿線地域の足として担っていった。やがて、電源開発は一段落、1970年代のモータリゼーションとともに鉄道輸送による木材運搬は廃止されたが、昭和51(1976)年7月には本線でのSL運行を開始した。これは日本における復活蒸機としては初である。その時に復活したC11-227号機をはじめ、C10-8号機やC56-44号機、そしてC11-190号機の4台のSLが本線を走行している。将来はC56-135号機が復活する予定。
また、2014年からはきかんしゃトーマス号も加わり、夏休みや秋・GWなどに運行される。
他にも西武鉄道から譲渡された『E31型』や本線の『E10』、『いぶき501』の3種類の電気機関車がある他、かつて南海電鉄や近鉄、東急電鉄で活躍した車両たちが普通電車として活躍している。
2023-04-12 12:23:59 +0000