チームを伴って工房エリアに踏み込んだノエリアス。しかしそこで待っていたのは・・・
「・・・やれやれ、まだ足掻きますか」
巨大な蝶のようなアグレッサー・オファニム。そばには数体のリヴェルザインが倒れている。ノエリアスは仲間達にリヴェルザインの回収を任せるとオファニムに躍りかかった。
ノエリアスのリべレーション「加速」。
滅多に使わないこの能力を持って超スピードによるかく乱攻撃を行う。オファニムの攻撃すらすべて回避し一気に
懐へ飛び込んだ。
「・・・。」
あの金色の粒子はたしかビームを弾く筈。となれば・・・
右手のメイスを投擲する。しかし大したダメージにはならない。覚悟を決めて残ったメイスを構えるとオファニムに飛び掛かった
が、そこまでだった。
リヴェレーションが終了し、力を失ったベルゲアーガトラムは地面に突っ伏した。
「・・・哀れですね。所詮人の身ではガイストに勝てない」
嘲るように言い放つオファニムから無数のビームが放たれた。咄嗟に防御の姿勢を取るが、耐えきれない。
「ああああッッッ!!!!!」
右半身を吹き飛ばされたベルゲアーガトラムが地面を転がる。次の攻撃が来たら・・・
と、その時とって返してきた僚機のランツェケーファが救出にきた。ベルゲアーガトラムを抱えると左腕のレールガンを撃ちながら
後退していく。
「逃げましたか。ん?あの方向はたしか・・・。」
その後、どこをどう歩いたのか分からない。迷路のような工房エリアを進むノエリアス一行は格納庫のような場所にでた
ここだけ妙に暗い。
機体のライトを照らす。メンテナンスデッキに黒いゲヴァルザインが横たわっていた
※ベルゲアーガトラムくん退場会。お疲れ。次回はついにヴヴガーシャッツの登場であります
お借りしました。オファニムillust/106558929
2023-04-09 14:18:13 +0000