【叛虐機換】敵精鋭部隊「猫組」エクステラ前線基地制圧作戦

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今回は、人類の味方となった「化け猫のヒナタ(illust/106250041)」が、エクステラの内部にて、敵精鋭部隊「猫組」の新たな前線基地に乗り込み、猫組の残党を撃破するために戦っている場面を描いてみました。
この作品は、Blender及び、RadeonProRenderを使用して制作しました。

今回のご出演は・・・
スカイフィッシュ(illust/100950764)
Stealth Cat・輝(illust/105308995)
Assault Cat Type-F(illust/106244928)
猫組の者や機体については、こちら(illust/104028515 & illust/104389512)をご確認ください。

ヒナタ「敵の前線基地らしきものを発見した。敵は、猫型機体が中心のようだ。」
ヒナタ「ということは、ここが猫組の新たな前線基地か・・・?」

ヒナタが人類の活躍で敵側から奪還された後、残された猫組の者は、エクステラ内に新たな活動拠点を構え、人類側の進軍に徹底抗戦しようとしていた。

ヒナタ「では、私はこれより敵の前線基地に突入する。」

「猫のような物体」は、いつも突然現れる。
ヒナタが人類の味方となった今、もちろん、これは人類側から敵側への奇襲である。彼の攻撃により、猫組の戦闘員は一掃されたが、その直後、大将(ボス)と思われる者が出現した。

???「あの時は、よくも私たちをやってくれたな・・・!!」

ヒナタ「敵襲確認!!見覚えがあるような気がするが・・・。」
ヒナタ「敵は改良型ガイストのようだが、識別番号は・・・判別不能!?」
ヒナタ「しかし、敵は1人のはずなのに、私たち、とは変だ。」

突如出現した敵は、識別番号が判別不能だった。しかも、どう見ても敵は1人であるにも関わらず、その者は「私たち」と発言している。
何かが変だ。しかし、彼がそれを気にしている暇も無く、敵は襲撃してきた。

???「スカイフィッシュ、召喚!!」
???「3数えたら攻撃だ・・・1(アン)、2(ドゥ)、3(トロワ)!!」
ヒナタ「この能力は、星羅のものか・・・?それに、攻撃合図がフランス語なのは、麗羅のようだが・・・。」

星羅は猫組のエースであり、アグレッサーを召喚する能力を保有する。そして、攻撃前にフランス語で3数えるのは、星羅の母、麗羅の特徴である。敵によってスカイフィッシュの大群が召喚されるも、ヒナタはそれを全て撃破した。

ヒナタ「・・・ねこパンチ!!」
???「隙有り!!シールドインパルス!!」
ヒナタ「シールドインパルスは、ロコ(illust/99875544)の技のはずだ。・・・まさか、これは、沙羅の"能力保管庫(アビリティ・アーカイブ)"か?」

沙羅は星羅の妹であり、彼女は、過去に交戦した相手の能力をいくつか記憶し、再現することが可能である。その後、彼は何とか敵を撃破することに成功したが、敵は、即座に復活した。

???「CONTINUE?・・・YES!!」

ヒナタ「コンティニューシステムか?いや、機体は別物だ。しかも、改良型ガイストが瞬時に復活するのも変だ。」

その通りである。猫組には、「改良型」と呼ばれる高性能化されたガイストナンバーズが多くいるが、その者は、一度撃破されると復活に時間がかかるはずだ。その後、彼が敵を何度倒しても、新たな機体を召喚し、敵は瞬時に復活してしまう。しかし、彼は、ついにその原因を突き止めた。

ヒナタ「ここが基地の最深部のようだが、これはまさか・・・アガスティア(illust/105745757)のコアか・・・?」
ヒナタ「しかし、コアの色は青色、これは猫組第1部隊特有のものだ。」
(コアが橙色なら一般的なアグレッサー、緑色ならアガスティア等のオプレッサーだが、青色のコアを使用しているのは、現時点では猫組第1部隊だけである。)

ヒナタ「待て・・・かつて、猫組の者は、アガスティアの力を得て強化を果たした、とか言っていた(illust/106373964)ような気がするが・・・。」
ヒナタ「これは、そのコアを再現したもののようだ。」
ヒナタ「しかも、アガスティアのコアと異なり、バリアが設置されている。」

???「生成準備完了・・・ガイスト、生成します・・・。」
???「CONTINUE?・・・YES!!」

ヒナタ「また復活か?」
ヒナタ「やはり、敵は、あのコアを使用して瞬時に復活していたようだ。」
ヒナタ「そして、敵は、偽装人格の劣化すら気にせず、復活を優先しているようだ。」

???「持久力なら、我々人間の方が上だ!!お前が疲れ果てるまで、何度でも復活してやる!!」

ヒナタ「色々な人格が混ざっているのか・・・!?しかし、コンティニューの能力を持つのは、猫組では主力の者だけのはずだが・・・。」
ヒナタ「気にしていては、私が倒されるだけだ。記憶消去装置(メモリーイレイサー)・・・」
ヒナタ「いや、お前らの正体は・・・まさか、かつて私の家族だった者の成れの果てか!?」

ここで彼が記憶消去装置(メモリーイレイサー)を起動すれば、その敵を削除(デリート)することも可能なはずだ。しかし、彼はそれを起動することができなかった。その敵の正体は、かつて、彼の家族だった者を基本とし、様々な人格が混ざった存在だったのだ。彼がその敵を識別できなかったのも、それが原因である。

ヒナタ「しかし、お前らは、オプレッサーの力で再現された者に過ぎない!!」
ヒナタ「私は人類に敵対する者を倒す者!!その者が、私の家族だったとしても、人類を守るため、私は、"お前ら"を倒す!!」
ヒナタ「虹の橋の向こう側に、帰ってくれ・・・!!記憶消去装置(メモリーイレイサー)・・・起動・・・!!」

彼は、迷いを振り切って敵を攻撃し、何とか撃破した。

???「生成準備完了・・・ガイスト、生成します・・・。」
???「生成エラーが発生しました・・・。」

そして、敵は再度復活を試みたが、彼が使用した記憶消去装置(メモリーイレイサー)の効果により、敵の復活は阻止された。

ヒナタ「今だ!!コアのバリアが解除された!!・・・ねこビーム!!」

彼は、猫組の前線基地を1か所制圧することに成功した。
・・・人類の勝利だ!!

彼の活躍により、人類側の突入部隊が突入する前に、少しではあるが敵を減らすことができたようだ。
だが、彼が制圧したのは前線基地であって、本部では無い。彼の戦いは、まだ続くのである。

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2023-03-25 14:55:15 +0000