蚣竜下目

トカゲの一種がムカデなどの多足類に収斂進化した生物。
上腕と腕、腿と脛が退化し、指だけで這い歩く。
また手の親指は対向し、獲物を捕らえるために使われる。

1枚目:ムカデトカゲ
蚣竜下目のなかでも基本的な姿をした種。走る速さはなかなかのもの。この種は特殊化した親指さえあるも、比較的基盤的な種だ。

2枚目:キカトカゲ
蚣竜下目が水棲適応した姿。かつてのアノマロカリスを思わせる姿をしており、発達した親指でほかの水棲生物を捕食する。ヒレは指が進化したもので、親指にはウロコが変化したトゲが並ぶ。