【叛虐機換】エクステラへの強行突入作戦

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今回は、人類の味方となった「化け猫のヒナタ(illust/106250041)」が、かつて敵となっていたことを逆手に取り、敵陣であるエクステラに先陣を切って突入し、船内で敵と戦っている場面を描いてみました。これは、かつて彼が敵側だった時に行っていた奇襲作戦を、そのまま敵に返すものとなっています。
時系列としては、人類側の第1突入部隊が、エクステラへの突入作戦を開始しようとする辺りを想定しました。
彼は、かつて敵となっていたため、敵陣についての情報を多く持っていることにより、敵中突破となるこの作戦でも有利に作戦を進めることが可能であると思われます。従って、この作戦は、彼が先に突入することで、人類側に有利となるような情報を収集することが主な目的となります。
この作品は、Blender及び、RadeonProRenderを使用して制作しました。

今回のご出演は・・・
ねこフィデス(フィデス系列の猫化敵機、原型→illust/99280575)
ガップラキャット(ガップラの猫化敵機、原型→illust/99485763)
Stealth Cat・輝(illust/105308995)
猫組の者や機体については、こちら(illust/104028515 & illust/104389512)をご確認ください。

ヒナタ「一般的なガイストは、完全に劣化すると削除(デリート)され、それに代わる新たなガイストが生成される。」
ヒナタ「かの者(illust/104914731)は、偽装人格の劣化が見られなかった私を、反乱を防ぐためなのか、定期的に初期化(フォーマット)していた。」
ヒナタ「そのため、私は長きに渡って成長せずに活動していたのだ。」
ヒナタ「しかし、かの者は、私が猫組を結成した後、私の成長を見越したのか、初期化(フォーマット)をしなくなった。」
ヒナタ「それが、かの者にとって最大の誤算だった。その結果、私は過去を思い出した。」
ヒナタ「そして、私は人類によって奪還され、今までと同じように、人類の味方へと戻ったのだ。」
ヒナタ「さて、今回は、私があいつらに奇襲を仕掛ける番だ。」

今回の作戦では、「化け猫のヒナタ」が先陣を切ってエクステラへ突入する。彼は一度ガイスト化を経験した者だ。また、彼の機体は敵機と同型、その上ステルス性は圧倒的だ。従って、敵に化けて騙し討ちを試みるなら、「化け猫」であるだけに、彼が有利なのは言うまでも無い。

この作戦では、彼は、敵に擬態してして敵陣に正面突破を行い、情報収集を行いつつ、内部から一気に攻撃を仕掛けるのである。

ヒナタ「では、エクステラ強行突入作戦を開始する。もちろん、私の"義体"も持っていく。しばらく1人で戦うこととなるが、後続部隊のために、情報を収集しておこう。」
ヒナタ「私の活動拠点だが、かつて私がオプレッサー撃退作戦のために使用していた、かつての前線基地が残っているはずだ。」
ヒナタ「そして、敵に出会ったら、気付かれずに接近し、一気に襲撃する。これが猫の戦い方だ。」

ヒナタ「では、出撃だ。突入目標、エクステラ、Stealth Cat・輝 2号機、発進!!」

彼の機体は、この突入作戦のために強化した、ザイン粒子制御システムにより空間に光の軌道を生成し、その軌道を滑走して目標に突入する仕組みとなっている。

ヒナタ「全通信、遮断!!ステルス機能、起動!!自動操縦で一気に突入する!!」

彼の姿が見えなくなる。通信も一切遮断される。
幸い、エクステラの内部は機体へのエネルギー供給が容易であるため、長期間の戦闘も可能であると思われる。

ヒナタ「敵多数確認・・・至近距離にいるはずなのに攻撃してこない。ステルス機能が効いているようだ。」
ヒナタ「サンフラワー(illust/105696523)、降下モードへの切り替え完了。高高度降下、低高度開傘で突入だ。」

彼は、誰にも気付かれること無くエクステラへの突入に成功した。
ただ、彼は人類側からの増援が来るまで、長期間孤独に戦い続けなければならない。
彼が目指すのは、かつて彼が使用していた前線基地の跡地だ。彼は、そこに活動拠点を構える作戦のようである。

「猫のような物体」は、いつも突然現れる。
もちろん、これは、人類側から敵側への攻撃だ。

ヒナタ「懐かしいな・・・。この付近は安全なようだ。ここを拠点とし、内部の調査を開始しよう。」
ヒナタ「・・・前方に猫型敵機多数確認!!猫組か?ならば、本物の猫というものが、どのようなものか見せてやる!!」

ヒナタ「新技のお披露目だ。ワイドエリア・ねこビーム!!」

敵戦闘員A「今の攻撃は何だ!!」
敵戦闘員B「敵の姿は確認不能!!」
敵戦闘員C「この戦法は、かつて私が倒された時と似ている気がするが・・・まさかあの化け猫!?」
敵戦闘員D「ヒナタは本部で出撃準備をしているはずだ。何故ヒナタが2人いるのだ!?」

敵は混乱している。それもそのはずだ。ヒナタは人類によって奪還された時、善と悪で分裂してしまったのだ。その結果、彼らは、ヒナタは一度人類に奪還されたものの、取り返すことに成功したと思い込んでいたのである。

敵戦闘員A「化け猫が出た!!猫警報だ!!援護を・・・」

彼らは、かつてヒナタが敵だった頃に、猫組の者によって倒され、ガイストと化した者である(猫組によってガイストと化した者は、当時の記憶をある程度残すので、かつての行動を再現する傾向が強い)ようだ。
しかし、増援が来る前に、敵戦闘員は全滅した。いや、まだ倒す敵は多数残っている。ここからが本番だ。

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2023-03-20 14:58:22 +0000