デスザウラー復活計画で使用されたオーガノイドシステムの一部を取り入れて開発されたジェノザウラー。戦闘能力は従来機を上回る性能を発揮するが、システムの影響で操縦性を悪化させた(レイヴン仕様機をベースに、オーガノイドシステムから操縦支援AIに交換したのみで、それ以外は通常機と変わらない。)。この状況を打破する目的を模索中、人工知能開発の権威・ギレン・ベレッタの協力を得て、初期型にオーガノイドシステムの代わりに操縦支援AIを搭載させた検証試験仕様。テストの結果、オーガノイドシステム搭載機と比べ操縦性、安定性が向上し、パイロットからの高い評価を得た。ギレンはこの結果を基に、ジェノザウラーを一般兵にも扱い易く出来ると判断。技術部に打診するも、OSにリミッターを設定する案が採用され、操縦支援AI搭載は見送られた(ギレン・ベレッタは作者オリジナル。一ヶ月での協力を条件とし、現在はガイロス帝国を後にしている。)。
2023-03-13 19:10:23 +0000