「ただいま戻りましたー…」
そう言って、僕はゼラル虚構新聞社へと戻ってきた。
妻との別れの後、一旦ひっそりと故郷に戻り、改めて妻と子供達の弔いをした後、腰に履く剣を災禍の最中に得たものに変え、鞘も新調した。
「ちょっと諸事情ありまして、上着は脱いでますが…
僕の故郷のお土産を持って来ましたので、お疲れ様会にしましょう」
一旦故郷に戻ってから昔に世話になった町で買い込んで居る時に色々とあった際に上着がびしょ濡れになった為、今は乾かしているけど…
うん、まぁ、その辺は、追々………ね?
「それじゃあ、お茶入れてきますね」
そう言って、お茶を入れに向かおうとした僕を引き留め、まだ他人に話していない竜化の事などをサウズさんに問い詰められて、驚きの余り竜耳が出てしまうのは、数分後の話。
そして、ユーレイル編集長とアリスティアさんにお土産のお菓子の大半を食べられていた事に気付いて、エオロー君に慰められるのは数十分後の話。
ただいま~!
ゼラル虚構新聞社
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ユーレイル編集長(小人族のすがた)
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サウズさん
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アリスティアさん
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エオロー君
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お疲れ様!なうちの
水の愛し子 ライル
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本来の姿
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2023-01-14 16:53:59 +0000