タイトウシティのイメージボードをご覧になったことは御座いますか?
通りを挟んで、ちょうど鏡合わせのように出店やクソデカ仁王像が並んでおり、更にど真ん中には浅草を象徴するように鎮座する大きな赤提灯が見えるかと思います。
「雷門」の文字すら線対象であるため、対称定規を使って描けば余裕なのでは?と、考える方もおりましょう。
しかし、そうではないのです。
線対称のようで違う。よく見ると概念として対になるものが向かい合うように並んでいるのです。
鯛焼き屋の向かいにはイカ焼き屋、わたあめとりんご飴。バッドを振り上げる仁王像とボールを構える像。左の方で赤い花火が打ち上がれば、右の方では緑色の花火が。
そう、タイトウは街からして既に対の概念として最強なのです。
似ているようで真逆な、でもお互いがお互いを補い合い、2人で1つになるようなもの。
そんな存在が私は好きです。
2023-01-13 14:42:10 +0000