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ヨゴロウザ年末に紹介したオリキャラの一人、津雀 光紀のピンチシーンです。
二枚目は目隠しバージョン。
津雀 光紀はフリーのエージェントである。特異な超能力を持つサイキックであり、銃器や武器、そして素手での戦闘の他潜入やハッキングなど、全ての能力が超一流の彼女はこれまで数多の闇の組織を一人で壊滅させてきた。
そして、今回も巨大な組織に一人戦いを挑む彼女は支部を次々と壊滅させ、遂に本部への潜入を開始する。
囚われていた人質たちを次々と解放し、安全な場所まで連れて行った彼女はいよいよ施設の中枢へと進む。
強力な強化人間やサイボーグも彼女の敵ではなく、全てを殺さず無力化させて進む光紀。しかしー
「そこまでだ、抵抗すればこのガキどもを殺す」
彼女の眼に映ったのは、銃を突き付けられた3人の子供たちであった。
（しまった…！）
事前に入念な下調べをしていた筈であった。しかし、敵は最後にして最高の切り札を残していたのだ。
そのまま戦えば問題なく勝てるだろう、しかし、罪なき者たちを守るために孤独な戦いを続けることを決意した光紀に、子供たちを見捨てることなどできようはずもなかった。そして、彼女の能力を使ってもこの状態から助けられるのは二人まで、つまり抵抗すれば確実に被害者が出てしまう。
「分かった、僕の負けだ。この身、貴方たちの好きにして構わない」
そう言って両手を頭の後ろに組み、降伏の意思を示す光紀。それを見て死の恐怖に怯えていた子供たちはかすかに安堵の表情を浮かべる。光紀は子供たちの恐怖を少しでも早く解消するため、全員救出が不可能と知ると即座に降伏の意思を示したのだ。
それを見た戦闘員たちは武器を構えながら慎重に光紀に迫る。
（怖い思いをさせてすまない。だけど、君たちは僕が命に代えても必ず助けて見せる、必ずー！）
その目に強い決意の光を宿しながら、光紀は自分を捕獲しようとする戦闘員たちを見据えるのであった。
２枚目ー目隠しVerー
「その眼つき、気に入らねぇな！」
そう言って戦闘員の一人が光紀に目隠しをする。
「くっ…！」
視界が闇に覆われる。
「よし！ こいつを連れて行くぞ、変な真似はするなよ？ ガキどもの命が惜しかったらな！」
光紀を拘束しようと、戦闘員たちが乱暴に彼女に触れる。
（僕は屈しない、屈する訳にはいかないんだ…！）
悲壮な決意を胸に、最強の女戦士は闇の組織の手に落ちるのであった。
個人的に僕っ娘やボクっ娘は大好きです。
2023-01-07 03:28:13 +0000